2018年11月から行われるアシュケナージ×辻井伸行による日本ツアー記念!演目収録アルバム!

(C)Yuji Hori
2017年、CDデビュー10週年を迎えた辻井伸行は、巨匠アシュケナージの指揮でベルリン・ドイツ交響楽団と共に、ショパンのピアノ協奏曲第2番を演奏しました。この第2番は、第1番よりも先に完成しており、ショパンが初めて作曲したピアノ協奏曲とされています。この演奏は、2018年1月に発売された「CDデビュー10周年記念 スペシャルLIVEコレクション」に収録されていますが、今回、2018年11月より行われるアシュケナージとの共演による日本ツアーで演奏するに当たり、分売されてのリリースになります。
この録音会場は、カラヤンも設計に携わった世界的に有名なベルリン・フィルハーモニー。聴き手の耳も一流とされていますが、演奏後は「ブラヴォー」という歓声と拍手で埋め尽くされました。ベルリンの人々を唸らせた、辻井×アシュケナージの特別な共演を記録しています。
また、ノクターン遺作の第20番は、ピアノ協奏曲第2番の練習用に書かれた曲とも言われており、このCDに収録。
そして、ノクターン第1番、第2番は、今回が音楽商品に初収録となります。
ノクターン第2番は、ショパンのすべてのノクターンの中でもっとも有名な曲で、辻井伸行による録音は音楽ファン待望のものです。
【収録予定曲】
・ショパン:ピアノ協奏曲第2番
辻井伸行(ピアノ)
ウラディーミル・アシュケナージ指揮
ベルリン・ドイツ交響楽団
【録音】
2017年5月15日
フィルハーモニー(ベルリン)におけるライヴ録音
・ショパン:ノクターン第1番、第2番 ※音楽商品(CD・配信) 初収録!
・ショパン:ノクターン遺作(第20番)
辻井伸行(ピアノ)
【録音】
2015年11月6日&7日
テルデックス・スタジオ(ベルリン)における録音
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【コンサート情報】
アシュケナージ(指揮) アイスランド交響楽団
ピアノ:辻井伸行
11月03日(土・祝)【神奈川】ミューザ川崎シンフォニーホール
11月04日(日) 【静岡】アクトシティ浜松
11月06日(火) 【北海道】札幌文化芸術劇場 hitaru
11月08日(木) 【東京】東京オペラシティ コンサートホール
11月09日(金) 【広島】広島文化学園HBGホール
11月10日(土) 【福岡】福岡シンフォニーホール(アクロス福岡)
11月11日(日) 【大阪】フェスティバルホール
11月13日(火) 【愛知】日本特殊陶業市民会館フォレストホール
11月14日(水) 【岡山】岡山シンフォニーホール
11月16日(金) 【東京】東京芸術劇場 コンサートホール
11月17日(土) 【埼玉】所沢市民文化センター ミューズ アークホール
11月18日(日) 【新潟】長岡市立劇場
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【プロフィール】
辻井伸行
2009年6月に米国テキサス州フォートワースで行われた第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで日本人として初優勝して以来、国際的に活躍している。11年はカーネギーホールの招聘でリサイタル、12年はアシュケナージの指揮でロンドン・デビュー、ゲルギエフの指揮でサンクト・ペテルブルクにデビュー。13年にはイギリス最大の音楽祭「BBCプロムス」に出演し「歴史的成功」と称賛された。14年にはゲルギエフ指揮でミラノ・デビュー。同年ルーヴル美術館でのリサイタルは世界へインターネット中継された。15年には佐渡裕指揮でウィーン・デビュー、ゲルギエフ指揮ミュンヘン・フィルとドイツ及び日本で共演。16年はM.ザンデルリンク指揮ドレスデン・フィルとのドイツ・ツアー、ロンドンでのリサイタル・デビュー、アシュケナージ指揮でのシドニー・デビュー。17年はアシュケナージ指揮でベルリン・ドイツ響にデビュー、ユロフスキ指揮ロンドン・フィルと日本ツアー、パリのシャンゼリゼ劇場でのリサイタルが絶賛された。18年以降もV.ペトレンコ指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルとの日英での共演、アシュケナージ指揮アイスランド交響楽団との共演など、注目の公演が多数予定されている。
07年よりエイベックス・クラシックスより継続的にCDを発表し、2度の日本ゴールドディスク大賞を受賞。作曲家としても注目され、映画《神様のカルテ》で第21回日本映画批評家大賞を受賞。
09年、文化庁長官表彰(国際芸術部門)。10年、第11回ホテルオークラ音楽賞及び第1回岩谷時子賞受賞。13年、第39回日本ショパン協会賞受賞。
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2018年08月29日 10:00