イヴ・トゥモア(Yves Tumor)〈WARP〉からフルアルバム『Safe In The Hands Of Love』をリリース
(c)Jordan Hemingway
ベルリンの最先端を行く実験的レーベル〈PAN〉からの前作『Serpent Music』が、アルカやブライアン・イーノらと並んで、米Pitchforkの【The 20 Best Experimental Albums of 2016】に選出されるなど、最高級の評価を獲得し、注目を集めたイヴ・トゥモア。昨年には〈Warp〉との電撃契約が発表され、同年12月には、坂本龍一のリミックスアルバム『ASYNC - REMODELS』に、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー、アルヴァ・ノト、コーネリアス、ヨハン・ヨハンソンらと共にリキミサーとして名を連ねた。そして今年7月、移籍後第一弾シングル「Noid」をリリースすると、さっそくPitchforkで【Best New Music】を獲得。その後立て続いて「Licking An Orchid」をリリースし、今週にはBeat 1の看板DJ、ゼーン・ロウの番組で「Lifetime」が解禁(こちらもPitchfork【Best New Music】を獲得)。そして、それらを収録したフルアルバム『Safe In The Hands Of Love』がフィジカルでも遂に発売。
Pitchfolkは、マーヴィン・ゲイやザ・キュアーも引き合いに出し、ディスコ、ソウル、そこにゴシックでダークな音楽性までを包括した “今最も冒険的なアーティストのうちの一人” とその才能を絶賛。鬼の顔のようなアルバムジャケット、奇抜な外見とは裏腹にイノセントな表情を浮かべたアーティスト写真、知ろうとすればするほど謎が深まるイヴ・トゥモア。昨年行われた貴重なインタビューの中でも「多くの人は私の存在が何なのか困惑してると思う。けどそれでいい」と自ら語っている。
イヴ・トゥモアによる最新アルバム『Safe In The Hands Of Love』は、10月12日に国内盤CD、輸入盤CD、輸入盤2LPが世界同時発売される。国内盤CDにはボーナストラック「が追加収録され、歌詞対訳と解説書も封入される。
【収録曲】
01. Faith In Nothing Except In Salvation
02. Economy of Freedom
03. Honesty
04. Noid
05. Licking an Orchid ft James K
06. Lifetime
07. Hope in Suffering (Escaping Oblivion & Overcoming Powerlessness) ft. Oxhy, Puce Mary
08. Recognizing the Enemy
09. All The Love We Have Now
10. Let The Lioness In You Flow Freely
[Bonus Track for Japan (BRC-584)]
11. Applaud
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タグ : クラブ/テクノ
掲載: 2018年10月12日 16:25