10月20日更新:『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』50周年記念エディション発売記念、 マスターズ・チョイス ビートルズ・スペシャル!毎日更新!
怪物バンドが放った、最後の閃光
The Beatles『アビイ・ロード 』
学校の音楽の授業で習ったためしばらくはビートルズを嫌いになり、のちのち大後悔した私が選ぶ1枚はコレ。ジョージ・マーティンも、「『サージェント・ペパーズ』よりも、このアルバムを好む」との言葉を残してます。自分と一緒だ。解散寸前の状況でメンバー間の関係も緊張状態にあったにも関わらず、よくここまでまとまったなあ、というのが率直な感想。ジョンのロックナンバー、ポールのマルチな音楽テクニック、ジョージの最高な2曲、リンゴの素晴らしいドラミングと、メンバー全員が輝いてます。レノン/マッカートニーの曲ももちろん素晴らしいが、ジョージの曲が白眉の出来。”SOMETHING”は、ポールがこのアルバムのベストの曲だと認め、フランク・シナトラもお気に入りだったという名ラブソング。シナトラは同じくジョージ作曲の”HERE COMES THE SUN”も気に入っていたらしいです。有名なB面のメドレーは、今でもポールのライブのハイライトとなっており(私も東京ドームで昇天しました)、曲間がなく名フレーズが次々と飛び出す怒涛の展開!内容、構成を含め、'60年代に世界を席巻した天才たちによる怪物バンドの最後を飾るにふさわしい劇的なクライマックスです。
オンライン沼田 誠
沼田 誠の「私とビートルズ」
中学の授業でビートルズの曲を歌ったことや、10代の頃はパンクが好きだったので、ビートルズはよく聞きもせず勝手に敵視してました。ちゃんと聞きはじめて認識がかわり、その後はすっかりファンになりました。好きな曲は“Tomorrow Never Knows ”、“A Day In The Life”のはビックリしました。
タグ : マスターズチョイス
掲載: 2018年10月20日 17:30