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ソル・ガベッタの新録音はシューマン・アルバム!シャマユとの室内楽に、アントニーニ&バーゼル室内管との“チェロ協奏曲”!

ガベッタ

ソル・ガベッタ待望のシューマン・アルバムが登場。コンチェルトでの共演は何とアントニーニ&バーゼル室内管!

今や「現代のジャクリーヌ・デュ・プレ」ともいわれるほど実力と人気をもつチェリスト、ソル・ガベッタ。1981年、フランス系ロシア人の両親のもとアルゼンチンのコルドバに生まれ、早くから才能を示した彼女はすでに豊富なキャリアの持ち、バロックから現代作品までその時代時代の演奏解釈によって、柔軟な演奏で高い評価を得ています。

今回、彼女が取り組んだのはシューマンの作品。前半の3つの室内楽作品では、2015年のショパン・アルバムで絶賛され、ソロとしてもエラート・レーベルで見事なテクニックと叙情性を持つピアニストのベルトラン・シャマユと共演。
この演奏では、1725年マッテオ・ゴフリラーによるチェロと、1847年製J.B.シュトライヒャーによるフォルテピアノを使用し、当時の演奏時の音を復元するだけでなく、ソルの表現力豊かな魅力的なチェロと深い音ながら優しさをもったチェロを受け止めるのにもっとも最適な音質のフォルテピアノで、シャマユが起伏に富んだロマンテックな演奏を聴かせています。

後半のチェロ協奏曲では、アントニーニとバーゼル室内管弦楽団がサポート。ソルとアントニーニとの共演はやはり2015年のベートーヴェン「三重協奏曲」以来のこと。
先ごろ第9番をもって全集が完結したベートーヴェンの交響曲の演奏と同様に、ここではシューマン時代の金管楽器とティンパニの採用、弦楽器にはガット弦を使用。木管楽器はモダン楽器を使用しながらもHIP様式を大胆に取り入れているのが特徴です。控えめなヴィブラートによるガット弦の音色の「輝き」と「粋」の極みがここにはあります。
さらに金管楽器とティンパニの決して目立ちすぎない音色、木管の美しい歌い回し、弦楽の切り込みなど、新発見の魅力が多数見出されます。
この演奏でガベッタは、1759年製G.B.ガダニーニのチェロを使用し、歴史的なものとモダン楽器を融合させた画期的な演奏を披露しています。
(ソニーミュージック)
【収録予定曲】
ロベルト・シューマン:
1. 民謡風の5つの小品 Op.102
2. アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70
3. 幻想小曲集 Op.73
4. チェロ協奏曲 イ短調 Op.129
【演奏】
ソル・ガベッタ(チェロ)
ベルトラン・シャマユ(フォルテピアノ)[1-3]
ジョヴァンニ・アントニーニ(指揮)[4]
バーゼル室内管弦楽団[4]

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2018年11月05日 00:00