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11月28日更新:『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』50周年記念エディション発売記念、マスターズ・チョイス ビートルズ・スペシャル!毎日更新!

ビートルズマスターズチョイス

優等生ではないビートルズ

The Beatles『アビイ・ロード』

ビートルズ、事実上のラスト・アルバム。メンバーが再度終結し、Get Backセッションでの失敗を踏まえ、制作の過程であえてメンバー同士の人間関係を封じ、産み落とされた作品。ジョージにより徹底的に作りこまれ、サビの転調が感動的な“Something”、ポールのブルージー且つフリーキーなボーカルパフォーマンスが聴ける、“Oh! Darling”、ジョンがベートーベンの月光にインスパイアされ、幾重にも重ねられたコーラスが素晴らしい“Because”、そして、カタルシスをはらみながら、大団円、破滅へと向かうメドレー・パート。それぞれのメンバーの個性やプレイヤビリティが色濃く出た曲たち。まさに、確執を乗り越えた4人のラストロール。しかし、このアルバムの最大の功労者は間違いなく“Something”と“Here Comes The Sun”の作者であるジョージだろう。大瀧詠一による興味深い分析も。何故、このアルバムが日本人に好まれるのか?それはリリースの時期とイエスタデイが音楽の教科書に載った時期がクロスしたため、神格化が進んだ為ではないかと…。

福岡パルコ店:徳永 良樹

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徳永 良樹の「私とビートルズ」

1995年大晦日、アンソロジーというドキュメンタリーが放送され、かじった程度の知識の自分にはその映像に焼き付けられた四人は教科書に載り、勲章をもらうなど一見すると優等生的だったバンドのイメージを覆すものだった。音楽的なアナーキストとでも言うべきか?

タグ : マスターズチョイス

掲載: 2018年11月28日 17:00