〈2018年アーティストの一番のお気に入りCDは？〉松本素生［Vo.&Gt］(GOING UNDER GROUND)編

1998年12月12日に発売になったデビュー作「Cello」から、時系列ごとにメンバーによって選曲された2枚組。CMタイアップ曲も多数含み、さら にベネッセのCM音源としても使用され、ファンからは長い間音源化が待たれていた初オフィシャルCD音源化となる「Parade」「Winding Road」も収録。20周年イヤーの最後を飾る究極のベスト盤が完成した。これ1枚でGOINGの活動を振り返ることが出来るとともに、聴き手の数々の風 景が蘇るメモリアルな1枚。

松本素生のパーソナルな世界観をバンドが支えるスタイルから一歩踏み出し、鍵盤を加えた力強いグルーヴを打ち出す新作。前半はアコースティックに、後半は バンド・サウンドで盛り上がる"アワーハウス""もしも""返信"、中澤寛規が歌う90sのインディー・ロック的な"スターシェイカー"などライヴで聴き たい良曲が多数。中堅バンドマンの現実を吐露する詞も以前より朗らかで前向きに聴こえる。デビュー20周年おめでとう。
bounce (C)宮本英夫 

STAND BY ME／GOING UNDER GROUND

GOING UNDER GROUND - HOBO (Official Music Video)

GOING UNDER GROUND - ペパーミントムーン (Official Music Video)

▼選盤テーマ：2018年、一番聴いたCDは？〈お気に入りの1枚〉

Various Artists『【デザリー】～ドゥー・ワップ・ナゲッツ VOL.1 』

山下達郎氏監修のDoo wopのコンピレーション。ビターでスウィートな、このコンピレーションには、僕が音楽に求めているもの全てがあります。ビター&スウィート。
アイスクリームチェンジの魔法。僕にとって、いにしえのDoo Wopナンバーの数々は完全に現実逃避のツールで精神安定剤。嫌なことあった日もスピーカーからひとたび音が溢れ出すと、どうでも良くなるし。つまり危険な音楽ですが、副作用はございません！そしてこのコンピレーションはVol.2,Vol.3へと続きます。

▼選盤テーマ：2018年、一番気になったアーティストは？

ゆうらん船

四国へ向かうバンドワゴンの中で聴いた内村イタルくんの「黒い煙」と言う曲。この曲を作った時はまだ10代と聞いて気絶しそうになったのを覚えてます。
その彼を中心として結成されたゆうらん船、先日自分のイベントにて初邂逅。良すぎて気絶しました。
ライブ後、初見であろう僕らのお客さんにも飛ぶようにCDが売れてたのが答えでしょう。とんでもないバンドです。！

ゆうらん船『サブマリン』

▼選盤テーマ：あなたにとって平成（1989～2018）の1枚といえば？

サニーデイ・サービス『若者たち』

渋谷系のようなものが何となく自分にフィットするかも〜と色々聴いてみたが、オシャレ過ぎて、やっぱ違うかも〜とメロコアとヒップホップ旋風が吹き荒れる埼玉の片隅で、少し年上のお姉さんから教えてもらったサニーデイサービスの若者たち。初めて聴いた感想を曽我部さん風に言うなら、「これ、俺よ⁈」（※この音楽は俺が作りたかったやつだよの意）と探してた宝物を、やっと見つけた感覚。バンドはもうやっていましたが、サニーデイサービスに出会い、ちゃんと曲を書き始めました。サニーデイ居なかったらバンド辞めてたかもです。

サニーデイ・サービス「いつもだれかに」

▼2018年印象に残った出来事は？

1年間で6作品リリース。忙しかった、、

▼リリース＆ライヴ情報

我がGOING UNDER GROUND CDデビューから20年経ちまして先日ALL TIME BEST盤を出しました。そのリリースツアーが1月12日からあります！
「ALL TIME BEST TOUR ～20th STORY + LOVE + SONGS ～」
(オールタイムベストツアー～20thストーリープラスラブプラスソング～)
 
1/12(土) 仙台MACANA
1/18(金) 福岡DRUM Be-1
1/20(日) 高松DIME
「今日はゴーイングとスクービー」
1/26(土) 札幌COLONY
札幌2days「B+SIDE+BEST」
1/27(日) 札幌 Bessie Hall
札幌2days「ALL+TIME+BEST」
2/1(金) 大阪CLUB QUATTRO
2/2(土) 名古屋CLUB QUATTRO
2/9(土) 渋谷CLUB QUATTRO

オフィシャルページURL：https://goingunderground.tokyo/
オフィシャルツイッターアカウント：@official_gug