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『激ロック』スペシャルコーナー【1月レコメンドアイテム】

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12月のオススメはこちら

 

FEVER 333 / 『Strength In Numb333rs』
GENRE:HARDCORE

“FUJI ROCK FESTIVAL '18”の衝撃再び!
LA発の異形ハードコア・トリオ、FEVER 333の新作到着!

“FUJI ROCK FESTIVAL '18”のハイエナジーな演奏で話題をさらった、LA発の異形ハードコア・トリオによる1stアルバム。キャッチーなメロディ・ラインに磨きをかけ、ライヴを意識したコーラス・ワークを増やすなど、獰猛なアグレッションはそのままに進化と深化を遂げている。スクリーム、ラップと聴き手を瞬時に焚きつける凄味を見せる一方で、シンガロング・メロディにも力点を置いたアプローチが際立つ。また、今作にはラップとR&B調の歌メロを使い分けたミドル・テンポの「Inglewood/3」など7分台の曲も収録。激高シャウトも織り込み、動静の起伏に富む展開で聴かせる。さらにストリングスをフィーチャーした「Am I Here?」の切実な旋律も新境地。考え抜かれた傑作だ。

荒金 良介【ライター推薦】

 

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WITHERFALL / 『A Prelude To Sorrow』
GENRE:PROGRESSIVE METAL

“ダーク・メロディック・メタル”掲げる超新星 WITHERFALL!
怒りと悲しみで紡がれたニュー・アルバム!!

KAMELOTのサポート・アクトとして初来日を果たしたことも記憶に新しい、ダーク・メロディック・メタル・バンド WITHERFALL。彼らの2ndアルバムは、バンドの結成メンバーであり、2016年に癌で亡くなったドラマー Adam Saganに捧げるアルバムとなった。深い悲しみと怒りで紡がれたプログレ・サウンドは前作よりも凄みを増し、11分超えのTrack.2を筆頭に、アグレッシヴなパートと、幽玄なアコースティック・パートの対比がさらに際立っている。情感溢れるヴォーカルとテクニカルなギター・フレーズが巧みに融合したTrack.4も素晴らしく、アルバムのクライマックスを飾るTrack.9の鬼気迫る演奏はまさに圧巻。フル・セットでの来日公演にも期待したくなる1枚だ。

菅谷 透【ライター推薦】

 

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BRING ME THE HORIZON / 『Amo』
GENRE:ALTERNATIVE ROCK, POST HARDCORE

ジャンルを飛び越え、真のオルタナティヴな存在へ――
2019年の音楽シーンを揺るがすセルフ・プロデュースで挑んだ意欲作!

激烈なデスコア・スタイルを武器に10代で颯爽とデビューしたBMTHが、大きな進化を遂げた。格段に歌唱力を増したOliver Sykes(Vo)が歌い上げる美麗なメロディと、多彩なギター・リフの面白味、緩急自在のリズム隊が繰り出すグルーヴ、生音も打ち込みも自在に操り、細部にまでこだわりを見せる緻密なバンド・アンサンブルを肝としたドラマチックな音世界は衝撃的だ。現代的なヒップホップも、ニューメタル風のヘヴィ・ギターも、ブラス・サウンド(!)も、すべてがBMTHの名のもとに集結し、クロスオーバーし、付け焼刃ではない自らの音楽として昇華し、素晴らしい楽曲群を生み出している。表面的な変化に戸惑う前に、先入観なしで本作と向き合ってほしい。

井上 光一【ライター推薦】

 

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SLASH / 『Conspiracy Series Volume1』
GENRE:HARD ROCK, HEAVY METAL

ギタリスト&ソングライターのふたつの才能を見せつける
SLASHのソロ・ベスト・アルバム!

2018年の最新作『Living The Dream』が好評を得ているSLASHから、来日公演とほぼ同時期というベストなタイミングで届けられるベスト・アルバム。2010年のソロ名義では初となった作品『Slash』から、上述した最新作までの楽曲から選ばれた収録曲を聴けば、愚直なまでのロック愛を貫くギタリストとしてだけでなく、才能あるソングライターとしてのSLASHの姿が、はっきりと浮かび上がってくるだろう。お馴染みMyles Kennedy(ALTER BRIDGE)を筆頭に、Ozzy Osbourne、故Lemmy Kilmister(MOTÖRHEAD)、日本代表として稲葉浩志(B'z)といったヴォーカリストたちとの熱い共演も聴きどころだ。

井上 光一【ライター推薦】

 

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PALISADES / 『Erase The Pain』
GENRE:POST HARDCORE

スケール感を増したアリーナ・サウンドへと進化を遂げた
PALISADES渾身のニュー・アルバムをドロップ!

2015年に初来日を果たし、2017年にはONE OK ROCKの北米ツアーにスペシャル・ゲストとして参加したことでも知られるPALISADESが、約2年ぶり4枚目となるアルバムをリリースした。前作で旧来のエレクトロ路線から脱却し、シリアス且つ叙情的な音像へと変貌を遂げた彼らだが、今作ではその方向性を継承しつつ、さらにスケール感を増したアリーナ・サウンドに。バウンスしたリズムが身体を揺らすTrack.1、キャッチーなロック・アンセムのTrack.2と、ヘヴィなサウンドとメロディックな歌メロのバランスが取れた楽曲が並び、Track.5、Track.9のようなストリングスとパワフルな歌声が絡み合うエピックな“聴かせる”楽曲も。さらなる成長に期待が持てる作品だ。

菅谷 透【ライター推薦】

 

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REEL BIG FISH / 『Life Sucks... Let's Dance!』
GENRE:SKA PUNK

米スカ・パンク・バンド REEL BIG FISH!
無条件に元気を与えるゴキゲンな6年ぶり新作完成!

オレンジカウンティのスカ・パンク・バンド REEL BIG FISHが、約6年ぶりのアルバムをリリース。まずは“Life Sucks... Let's Dance!”というこのアルバム・タイトルが最高じゃないか。自然と身体が揺れるゴキゲンなリズムと、一緒に口ずさみたくなるコーラス、思わず笑顔がこぼれてしまうリリックの数々。メンバーの変遷はあっても、芯の変わらないRBFというバンドの魅力が満載だ。完璧な人生なんてないし、毎日が楽しいことばかりじゃない。でもこれを聴いて踊ってみたら、なんとなく人生のつまらない部分もチャラにしてハッピーな気分になれる、そんな作品。こういう無条件に元気を貰えるスカ・バンドって最近少ないので、彼らにはぜひとも末永く頑張ってもらいたい。

山本 真由【ライター推薦】

 

【激ロック】
ラウドミュージックに特化したフリーマガジン、ポータルサイトの運営、そして国内外のバンドを招聘してのライブイベント、13年間続くROCK DJパーティーの企画、運営を行っている。さらには渋谷宇田川町に位置する「Music Bar ROCKAHOLIC」と同じく宇田川町にあるロックファッション・ショップ&通販サイト「GEKIROCK CLOTHING」の運営など、クロスメディアを超えたクロスカルチャー展開をシーンに仕掛けるラウドミュージック専門のクリエイティブ集団である。

http://gekirock.com/

タグ : PUNK/EMO ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)

掲載: 2019年01月18日 19:39