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ブラジルの国家的プロジェクト始動!第1弾はメケッティ&ミナス・ジェライス・フィルによるアルベルト・ネポムセーノ作品集

ネポムセーノ

ブラジル外務省が主導するプロジェクト「Brasil em Concerto」。19世紀から20世紀にかけて作曲された約100曲の作品をブラジルのオーケストラが演奏、録音するという、これまでになかった大がかりな企画です。

この第1弾に選ばれたのは19世紀後半のブラジル音楽の発展に力を尽くした作曲家アルベルト・ネポムセーノ。
1888年、ヨーロッパに留学したネポムセーノは7年間の滞在期間でたくさんの知識を得て、これを国に持ち帰り、自身の作品に反映、結果、彼は自国の民間伝承の要素を作品に採用した最初の作曲家の一人となり、後進のヴィラ=ロボスらにも大きな影響を与えました。

このアルバムには3曲が収録されており、なかでも前奏曲「いたずら小僧」は聴き手の耳をひきつける魅力を持っており、リヒャルト・シュトラウスも愛したという明るく楽しい曲です。壮大な楽想を持つ交響曲ト短調、コントラスト豊かな情景が描かれたブラジル組曲も魅力的です。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
アルベルト・ネポムセーノ(1864-1920):
1.「 O Garatuja いたずら小僧」前奏曲

Série Brasileira ブラジル組曲
2.第1番:Alvorada na Serra 山の夜明け
3.第2番:Intermédio 間奏曲
4.第3番:Sesta na Rede ハンモックで昼寝
5.第4番:Batuque バトゥーキ

交響曲 ト短調
6.第1楽章:Allegro con enthusiasmo
7.第2楽章:Andante quasi adagio
8.第3楽章:Scherzo - Intermezzo - Scherzo
9.第4楽章:Con fuoco

【演奏】
ファビオ・メケッティ(指揮)
ミナス・ジェライス・フィルハーモニー管弦楽団

【録音】
2018年4月9-11日
Sala Minas Gerais,Belo Horizonte,Brazil

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年01月21日 00:00