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Azymuth(アジムス)未発表音源集『DEMOS 1973-1975 VOLUMES 1&2』がリリース

Azymuth(アジムス)『DEMOS 1973-1975 VOLUMES 1&2』

驚愕...!! ブラジリアン・レアグルーヴ~フュージョンを代表するバンド、アジムスの未発表音源が UK Far Out Recordings からリリース。アジムスのファースト・アルバムがリリースされた1975年。その直前となる1973~75年の間に、ベルトラミのホームスタジオで録音されたというこれらのトラック達は、当時世界でもあまり例をみない実験的かつサイケデリックな録音だったため、ブラジルでは理解されず、レコード会社からも「間違っている」と言われてしまったのだとか。ベルトラミのスタジオに長年埋もれていたこれらの音源を発掘したのは、Far Out の面々だった。彼らがアジムスのアルバムを録音するためにブラジルを訪れた際にこのデモ音源を発見する。Far Out のオーナーのジョー・デイヴィスは「自由かつ力強い音楽性、そしてその音楽的なアイデアの豊富さにブッ飛んだ」と当時の衝撃を語っている。

コレクター垂涎の一枚として知られるアジムスのファーストEP に収録された名曲 "MELÔ DA CUICA"、ファースト・アルバムで録音されることになる "MANHA" 、Far Out から 1996年にリリースされたアルバム『CARNIVAL』に収録された "PREFACIO" ...。どのトラックからも感じられる熱狂的なエネルギー、メンバーそれぞれの強烈な個性、驚くほどにクリエイティビティにあふれたビジョンは、これまで誰にも聴かれていなかったのが信じられないほどに生々しく強烈である。

昨今リリースされた未発表音源のなかでもトップクラスの衝撃と内容をほこるアジムスの未発表音源。ブラジル音楽ファンはもちろん、レアグルーヴやフュージョン・ファンもマストの大事件級のリリースだ。

国内仕様盤:帯ライナー付き

 

【収録曲】
1. Prefacio
2. Castelo (Version 1)
3. Melo da Cuica
4. Xingo (Version 1)
5. Laranjeiras
6. Equipe 68
7. Unknown Jam
8. Unknown Song For Mario Telles
9. Duro De Roer
10. Manha
11. Tempos Do Paranha
12. Bateria do Mamao
13. Quem tem medo
14. Xingo (Version 2)
15. Juntos mais uma vez
16. Castelo (Version 2)

【Credits】
Keyboards: José Roberto Bertrami (Mini Moog Series One, Arp Omni, Arp 2600, Arp Solina Strings, Fender Rhodes 88, Hammond B3 with box speaker, Clavinet with Wah Wah)
Drums: Ivan ‘Mamão’ Conti
Bass: Alex Malheiros
Percussion: Ariovaldo Contesini
Produced by Azymuth and Jose Roberto Bertrami
Recorded at José Roberto Bertrami’s home studio in Laranjeiras, Rio De Janeiro, Brazil between 1973–1975.
Issue and project co-ordinator: Joe Davis
Tape transfers by Roc Hunter (thanks to Simon Hitner)
Mastered by Daniel Maunick at the Sugar Shack, Lanark, Scotland
Mastered by Frank at Carvery Cuts
All tracks published by Far Out Music Publishing/Westbury Music LTD