完全初出の放送音源!オイストラフ、ヘンデル、デ・ヴィート、カンポーリ、ナヴァラ、ネルソヴァ、ブルショルリ、ブレイン(4枚組)
リチャード・イッター・アーカイヴに残る巨匠たちの名演を一堂に!
英国音楽の録音を積極的に行い、知られざる作曲家の発掘にも貢献した「Lyrita Recorded Edition」レーベル創立者、リチャード・イッター(1928-2014)。彼が当時最先端のプロ用機材を用い、1952年からエアチェックしていたというBBC放送の音源を集めた貴重なコレクションから、BBCの正規ライセンスを受けCD化するシリーズ。
今回の4枚組には、ヴァイオリン、チェロ、ピアノ、そしてホルンの巨人たちがソリストとして残した記録を集めています。指揮者やオケとの丁々発止のやり取り、いざとなれば他は置き去りにして一人で突っ走ることも辞さないという、往年の巨匠たちの妥協なき妙技をたっぷりと堪能することができます。近年再評価の機運高まっている幻のピアニスト・ブルショルリの貴重な録音と、天才デニス・ブレインの神業ホルンを収めたDISC4は特に注目です。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
リチャード・イッター・アーカイヴ より、偉大なるソリストたち
オイストラフ、ヘンデル、デ・ヴィート、カンポーリ、ナヴァラ、ネルソヴァ、ブルショルリ、ブレイン
[DISC 1]D.オイストラフとI.ヘンデル(ヴァイオリン)
1-3.チャイコフスキー(1840-1893):ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)
マルコム・サージェント(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1954年11月29日、BBCスタジオ、メイダヴェール
4-6.シベリウス(1865-1957):ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47
イダ・ヘンデル(ヴァイオリン)
ベイシル・キャメロン(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1955年8月16日、ロイヤル・アルバート・ホール
[DISC 2]デ・ヴィートとカンポーリ(ヴァイオリン)
1-3.ヴィオッティ(1755-1824):ヴァイオリン協奏曲第22番 イ短調 G.97
ジョコンダ・デ・ヴィート(ヴァイオリン)
フェルディナンド・プレヴィターリ(指揮)
ローマ放送交響楽団
録音1953年8月23日、アッシャー・ホール、エディンバラ音楽祭
4-8.ラロ(1823-1892):スペイン交響曲 Op.21
アルフレード・カンポーリ(ヴァイオリン)
アルフレッド・ウォーレンスタイン(指揮)
BBC交響楽団
録音:1955年11月30日、BBCスタジオ、メイダヴェール
[DISC 3]ナヴァラとネルソヴァ(チェロ)
1-8.チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲 イ長調 Op.33
アンドレ・ナヴァラ(チェロ)
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)
BBC交響楽団
録音:1955年4月10日、BBCスタジオ、メイダヴェール
9-11.ラロ:チェロ協奏曲 ニ短調
アンドレ・ナヴァラ(チェロ)
ジャン・マルティノン(指揮)
BBC交響楽団
録音:1954年10月27日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
12-14.ドヴォルザーク(1841-1904):チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104
ザラ・ネルソヴァ(チェロ)
マルコム・サージェント(指揮)
BBC交響楽団
録音:1955年8月17日、ロイヤル・アルバート・ホール
[DISC 4]ブルショルリ(ピアノ)とブレイン(ホルン)
1-26.ラフマニノフ(1873-1943):パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43
モニク・ド・ラ・ブルショルリ(ピアノ)
ユージン・グーゼンス(指揮)
BBC交響楽団
録音:1955年10月30日、BBCスタジオ、メイダヴェール
27-29.モーツァルト(1756-1791):ホルン協奏曲第2番 変ホ長調 K.417
デニス・ブレイン(ホルン)
ワルター・ゲール(指揮)
ロンドン交響楽団
1954年4月12日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
30-32.モーツァルト:ホルン協奏曲第4番 変ホ長調 K.495
デニス・ブレイン(ホルン)
パウル・ザッハー(指揮)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
録音:1953年11月18日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
33-35.R.シュトラウス(1864-1949):ホルン協奏曲第1番 変ホ長調 Op.11 TrV 117
デニス・ブレイン(ホルン)
エイドリアン・ボールト(指揮)
BBC交響楽団
録音1956年3月18日、BBCスタジオ、メイダヴェール
全てモノラル録音
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)
掲載: 2019年06月05日 00:00