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バッティストーニ「BEYOND THE STANDARD」の第3弾!ベートーヴェン“運命”と、吉松隆“サイバーバード協奏曲”を収録!

バッティストーニ

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日本コロムビアのDENONレーベルで2018年4月からスタートした、イタリア出身の若き天才指揮者アンドレア・バッティストーニと東京フィルハーモニー交響楽団によるレコーディング・プロジェクト「BEYOND THE STANDARD」。クラシック王道の名曲中の名曲と、日本人作曲家による傑作をカップリングし、時代と国を越え、新たなスタンダードとして打ち出すシリーズの第3弾。
これまでも演奏会に取り上げてきたベートーヴェン:交響曲第5番「運命」。セッション録音だからこそ緻密に構築されていくであろう超スタンダードナンバー「運命」は、今シリーズにとって重要な曲となると思われる。
カップリングには、吉松隆の「サイバーバード協奏曲」を取り上げ、ソリストに、上野耕平を起用する。上野にとって初となるコンチェルトの録音となり、初共演のバッティストーニと繰り広げられるセッションに期待が高まる。ピアノに上野の盟友:山中惇史、そしてJAZZ界で人気の石若駿を招き、トリオを形成する。
(日本コロムビア)

【曲目】
BEYOND THE STANDARD vol.3
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 作品67「運命」
Ludwig van Beethoven : Symphony No.5 in C minor, Op.67
1. 第1楽章 Allegro con brio
2. 第2楽章 Andante con moto
3. 第3楽章 Allegro - attacca
4. 第4楽章 Allegro - Presto

吉松隆:サイバーバード協奏曲 *
Takashi Yoshimatsu : Cyber-bird Concerto
5. 第1楽章:彩の鳥(Bird in Colors)
6. 第2楽章:悲の鳥(Bird in Grief)
7. 第3楽章:風の鳥(Bird in the Wind)

【演奏】
指揮:アンドレア・バッティストーニ
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
*上野耕平(サクソフォン)
*山中惇史(ピアノ)
*石若駿(パーカッション)

【録音】
2019年4月8-9日 東京オペラシティ コンサートホール

BEYOND THE STANDARD とは・・

様々な価値観が乱立し、規範がないこの時代、改めて教養の大切さが喧伝されるなど、人々は自らの道しるべとなるものを求めています。時代が移り変わっても、繰り返し立ち戻り、新しい道を踏み出すときにその礎となるのが、スタンダードです。クラシックの世界で、そのようなスタンダートといえるのは、18世紀から19世紀の古典派からロマン派に至る名作群でしょう。 21世紀を迎えた今、多様化したクラシック界でも、日本は演奏家やホールの充実や映像、ゲーム音楽との融合などで、新しい動きを生み出す可能性を秘めています。改めて、クラシックのスタンダードを取り上げ、この50年間で生まれた日本の名曲を組み合わせることで、クラシック界の新しい創造の基盤ともなるプロジェクトとして、【BEYOND THE STANDARD】を企画しました。スタンダード作品は、スコアという原点に立ち戻り、現代の感性でそれを見つめる時、常に発見をもたらしてくれるものであり、それを可能にする深い洞察力と音楽に鮮やかな生命を吹き込む力を持った指揮者バッティストーニにより、スタンダードの尽きぬ魅力を届けます。

【プロフィール】

バッティストーニ

アンドレア・バッティストーニ
東京フィルハーモニー交響楽団首席指揮者
1987年ヴェローナ生まれ。アンドレア・バッティストーニは、国際的に頭角を現している若き才能であり、同世代の最も重要な指揮者の一人と評されている。2013年1月よりジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ歌劇場の首席客演指揮者に、年間にオペラ2作品、交響曲公演2プログラムを指揮する3年契約で就任。2016年10月、東京フィルハーモニー交響楽団首席指揮者に就任。
東京では『ナブッコ』(二期会)等のオペラ、ローマ三部作等の交響曲プログラムで東京フィルを指揮し、そのカリスマと繊細な音楽性でセンセーションを巻き起こした。東京フィルとのコンサート形式『トゥーランドット』(2015年)、『イリス(あやめ)』(2016年)では批評家、聴衆両者に対し音楽界を牽引するスターとしての評価を確立。東京フィルとは日本コロムビア株式会社より6枚のCDを発表している。注目すべきキャリアとしては、スカラ座、トリノ・レージョ劇場、カルロ・フェリーチェ劇場、ヴェニス・フェニーチェ劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、スウェーデン王立歌劇場、アレーナ・ディ・ヴェローナ、バイエルン国立歌劇場、マリインスキー劇場等と共に、東京フィル、スカラ・フィル、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管、イスラエル・フィル、ベルリン・ドイツ・オペラ等世界的に最も著名なオーケストラ等とも多くの共演を重ねている。今後の予定としては、ベルリン・ドイツ・オペラ、アレーナ・ディ・ヴェローナ、バイエルン州立歌劇場、トリノ・レージョ劇場、ネザーランド・オペラ、サンティアゴ市立劇場、シドニー・オペラハウス等への出演がある。2017年には初の著書『マエストロ・バッティストーニのぼくたちのクラシック音楽』(原題「Non e musica per vecchi」の日本語版)を音楽之友社より刊行。

東京フィルハーモニー交響楽団
1911年創立。2011年に日本のオーケストラとして最初の100周年を迎えた、日本で最も長い歴史をもつオーケストラ。メンバー約130名、シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督にチョン・ミョンフン、首席指揮者にアンドレア・バッティストーニ、特別客演指揮者にミハイル・プレトニョフを擁する。Bunkamuraオーチャードホール、東京オペラシティコンサートホール、サントリーホールでの定期演奏会や「平日/休日の午後のコンサート」を中心とする自主公演、新国立劇場等でのオペラ・バレエ演奏、『NHK名曲アルバム』『NHKニューイヤーオペラコンサート』テレビ朝日系『題名のない音楽会』、テレビ東京系『東急ジルベスターコンサート』などの放送演奏により全国の音楽ファンに親しまれる存在として、高水準の演奏活動とさまざまな教育的活動を展開している。海外公演も積極的に行い、国内外から高い注目を集めている。1989年からBunkamuraオーチャードホールとフランチャイズ契約を結んでいる。東京都文京区、千葉県千葉市、長野県軽井沢町、新潟県長岡市と事業提携を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。バッティストーニとは、2012年日本デビュー時の共演以来関係を深めてきた。東京フィル公演では、定期演奏会、「平日/休日の午後のコンサート」、『第九』特別演奏会のほか、事業提携都市を含む各地で共演を重ねている。2018-19シーズンは5~6月、11月、2019年1月に共演共演。10月、グランドオペラ共同制作『アイーダ』等でも共演が予定されている。

上野耕平

上野耕平
茨城県東海村出身。
8歳から吹奏楽部でサックスを始め、東京藝術大学器楽科を卒業。
これまでに須川展也、鶴飼奈民、原博巳の各氏に師事。第28回日本管打楽器コンクールサクソフォン部門において、史上最年少で第1位ならびに特別大賞を受賞。2014年11月、第6回アドルフ・サックス国際コンクールにおいて、第2位を受賞。現地メディアを通じて日本でもそのニュースが話題になる。また、スコットランドにて行われた第16回世界サクソフォンコングレスでは、ソリストとして出場し、世界の大御所たちから大喝采を浴びた。2015年9月の日本フィルハーモニー交響楽団定期公演に指揮者の山田和樹氏に大抜擢。この公演は、クラシックサクソフォンの可能性が最大限に引き出され、好評を博す。また2016年4月のB→C公演では、全曲無伴奏で挑戦し高評価を得ている。
CDデビューは2014年『アドルフに告ぐ』、2015年にはコンサートマスターを務める、ぱんだウインドオーケストラのCDをリリース。
現在、演奏活動のみならず「題名のない音楽会」、「報道ステーション」等メディアにも多く出演している。
また2016年4月からは昭和音楽大学の非常勤講師として後進の指導にあたっている。
《The Rev Saxophone Quartet》ソプラノサクソフォン奏者、ぱんだウインドオーケストラコンサートマスター。



カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年06月07日 12:00

更新: 2019年07月12日 16:00