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バッティストーニ × 東京フィル/マーラー:交響曲第5番 (UHQCD)

バッティストーニ

全ての音に命が宿り、死と再生を歌い上げる 圧倒的名演の誕生

マーラーの代表作のひとつとして、彼の作品の中でも最も人気のある交響曲のひとつである第5番。
1901年から1902年にかけて作曲され、1904年にケルンで初演された、マーラー40代前半の全盛期に書かれた作品です。
バッティストーニは「暗闇や絶望から、光、希望、新たな生命に至る旅を描いたこの作品は、まさに今の私たちが必要とするエネルギーを与えてくれるものだ」と語っていますが、その言葉通り、彼の音楽は、複雑なスコアの隅々に光を当てられ、メロディ、対旋律、その他同時に奏でられる全ての声部に活き活きと命が吹き込まれ、多様な物語が強い説得力をもって迫ってきます。
(日本コロムビア)

グスタフ・マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調
・I- Trauermarsch(葬送行進曲) :
In gemessenem Schritt. Streng. Wie ein Kondukt(正確な速さで。厳粛に。葬列のように)
・II- Sturmisch bewegt, mit grosster Vehemenz. (嵐のように、非常な激しさで)
・III- Scherzo : Kraftig, nicht zu schnell(力強く、速すぎずに)
IV- Adagietto : Sehr langsam(非常にゆっくりと)
V- Rondo-Finale : Allegro-Allegro giocoso. Frisch(活き活きと)
録音:2022年9月18日 オーチャードホール

【プロフィール】

アンドレア・バッティストーニ
1987年ヴェローナ生まれ。
国際的に頭角を現している同世代の最も重要な指揮者の一人と評されている。
2013年ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ歌劇場の首席客演指揮者、2016年10月東京フィル首席指揮者に就任。
『ナブッコ』、『リゴレット』、『蝶々夫人』(二期会)、グランドオペラ共同制作『アイーダ』のほか、ローマ三部作、『展覧会の絵』『春の祭典』等数多くの管弦楽プログラムで東京フィルを指揮。東京フィルとのコンサート形式オペラ『トゥーランドット』(2015年)、『イリス(あやめ)』(2016年)、『メフィストーフェレ』(2018年)で批評家、聴衆の双方から音楽界を牽引するスターとしての評価を得た。同コンビで日本コロムビア株式会社よりCDのリリースを継続している。
スカラ座、フェニーチェ劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、スウェーデン王立歌劇場、アレーナ・ディ・ヴェローナ、バイエルン国立歌劇場、マリインスキー劇場、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管、イスラエル・フィル等世界の主要歌劇場・オーケストラと共演を重ねている。
2024年7月には、「トスカ」を指揮してコベントガーデンのロイヤルオペラに初登場することが決定している。
2017年には初の著書『マエストロ・バッティストーニのぼくたちのクラシック音楽』(音楽之友社)を刊行。2021年、東京フィルとの録音『ドヴォルザーク新世界&伊福部作品』欧米盤が欧州の権威ある賞の一つ「OPUS KLASSIK 2021」交響曲部門(20-21世紀)を受賞した。

カテゴリ : ニューリリース | タグ : GUSTAV MAHLER

掲載: 2023年07月19日 18:00