Megadeth(メガデス)、2000年代初期3作品が最新リマスター音源復刻
スラッシュ・メタル四天王の一角にして、攻撃的で複雑なその曲展開から〈インテレクチュアル・スラッシュ〉とも呼ばれる唯一無二のサウンド・スタイルを構築する、シーン最大のカリスマ:デイヴ・ムステイン率いるメガデス。現在までに15枚のスタジオ・アルバムをリリースし、世界での累計アルバム・セールスは3,800万枚を超え、80年代から現代にかけて、彼らの出現以降数多くのバンドに多大な影響を与え続ける彼らが2000年代初期にリリースした作品達が、最新リマスター音源となって今ここに蘇る…!
1985年にアルバム『KILLING IS MY BUSINESS... AND BUSINESS IS GOOD!』でデビューを果たし、直後にCapitol Recordsとの契約を交わし、1986年の『PEACE SELLS... BUT WHO'S BUYING?』から2016年の最新作『DYSTOPIA』まで、レーベルを変えながらも現在までに15枚のスタジオ・アルバムをリリース、その独自の攻撃性に満ちたスリリングなメタル・サウンドでメタル・シーンに圧倒的影響力と存在感を持って君臨するこのメガデス。最新作ではグラミー賞で「ベスト・メタル・パフォーマンス」部門を受賞、11度目のノミネートを経て初めてグラミー受賞という記録を打ち立てている。3月には35周年を記念した3枚組35曲入りベスト・アルバムをリリース、16作目となる最新作の準備も既に行われていると報じられているのだが、先日デイヴ・ムステインが咽頭がんを患っていることを公表、世界中のファンを驚かせた。
いち早い回復への祈りと願いが世界から送られる中 、彼らが〈Roadrunner Records〉在籍時に発表した作品が、最新リマスター音源となってここに蘇る! 今回発売されるのは、新たに〈Roadrunner Records〉と契約を交わし、2007年に発表した『UNITED ABOMINATIONS』と、2009年の『ENDGAME』、そしてオリジナル・メンバーであるデイヴィッド・エレフソンが復帰して制作された2011年の『TH1RT3EN』の3作品だ。それぞれCDとアナログ盤の2形態でのリリースとなる。今回のリマスターを手掛けたのは、ガンズ・アンド・ローゼズやマシーン・ヘッド、パンテラやメタリカの作品も手掛けるグラミー賞受賞歴も持つ名手、テッド・ジェンセン。
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