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イム・ドンヒョク~ラフマニノフの“ピアノ協奏曲第2番”&“交響的舞曲”(アルゲリッチ共演)


[Warner Classics 公式チャンネルより]

1984年、韓国生まれのピアニスト、イム・ドンヒョク。ショパン国際ピアノ・コンクールを含む数多くのコンクールに入賞、若き実力者として華々しく活動しています。

今回のアルバムはラフマニノフの2曲の名作を収録したもの。10歳からロシアで学び、14歳の時には最年少でモスクワ音楽院に入学、レフ・ナウモフに学んだ彼にとって、ロシアのレパートリーへの思いは格別であり、この演奏も確かな技巧に支えられた渾身のラフマニノフを聴くことができます。彼の表現は決して派手になることはなく、常に抑制されており、とりわけ協奏曲の第2楽章の深い音色が印象的です。

マルタ・アルゲリッチが高く評価することでも知られる彼、18歳の時にはアルゲリッチのプロデュースで初のアルバムをリリース、以降も「アルゲリッチ音楽祭」に出演するなど、強い信頼を得ていますが、今作ではアルゲリッチ自身が演奏に参加、ラフマニノフの最後の作品「交響的舞曲」で息のあった共演を行っています。
オーケストラ作品として知られるこの曲ですが、ラフマニノフはまず2台ピアノ版を作曲した上でオーケストレーションを施したもので、ピアノで演奏する際には多彩な響きが要求される難曲ですが、2人は驚くほどの表現力で申し分ない演奏を聴かせます。
(ワーナーミュージック)

【曲目】
ラフマニノフ:
1) ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 Op.18
2) 交響的舞曲 Op.45(2台ピアノ版)

【演奏】
イム・ドンヒョク(ピアノ)
アレクサンドル・ヴェデルニコフ(指揮) (1)
BBC交響楽団 (1)
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ:2)

【録音】
2018年9月19-20日、ロンドン、Maida Vale Studios (1)
2018年12月6-7日、ベルリン、Teldex Studio(2)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2019年07月12日 00:00