オードラン&ケルンWDR響によるグリーグの管弦楽曲全集がお買い得BOXになって登場!(5枚組SACDハイブリッド)
ノルウェーを代表する指揮者アイヴィン・オードランによるグリーグ管弦楽曲全集がお買い得なセットになって登場!
ノルウェーを代表する指揮者アイヴィン・オードランがケルンWDR交響楽団とともに録音したグリーグの管弦楽曲全集がお買い得なセットになって登場です。
グリーグの語法を体得し、名匠ヨルマ・パヌラの薫陶を授かった指揮者が生み出す音楽は冴えており、ここに完成した管弦楽全集は音楽的解釈の意味でも本流といえる充実した内容です。
Disc4には交響曲を収録しております。生前は未出版で、ようやく1981年になって蘇演された「交響曲」は、グリーグがデンマークのコペンハーゲンに居住していた時期の1863年から64年にかけて、当時の師でデンマークを代表する交響曲作家ニルス・ヴィルヘルム・ゲーゼの勧めにより作曲されたもの。ゲーゼに師事する以前、グリーグはライプツィヒ音楽院に学んでいますが、作風的にはメンデルスゾーンやシュポーア、そしてシューマンの影響を指摘されています。グリーグ自身は交響曲をドイツ音楽の影響が色濃いとして、「決して演奏してはならない」とまでスコアに書き込んだそうですが、むしろここではドイツのオーケストラによる演奏というところが作風にマッチしているといえるかもしれません。
演奏はもちろん、優秀録音で知られるauditeレーベルの社主にしてトーンマイスターのルトガー・ベッケンホーフが手掛けた注目の録音です。単売時と同じくSACDハイブリッド盤でのBOX化も嬉しいところです。
(キングインターナショナル)
『グリーグ:管弦楽作品全集』
【収録内容】
グリーグ:
【Disc 1】
交響的舞曲集Op.64
劇付随音楽「ペール・ギュント」第1組曲 Op.46
劇付随音楽「ペール・ギュント」第2組曲 Op.55
リカルド・ノルドロークの思い出のための葬送行進曲 EG 107
[演奏]
アイヴィン・オードラン(指揮)
ケルンWDR交響楽団
[録音]
2010年10月4-8日(セッション録音)
ケルン・フィルハーモニー(ケルン)[WDR 制作]
【Disc 2】
2つの悲しい旋律 Op.34
組曲「ホルベアの時代より」 Op.40
2つのメロディ Op.53
2つのノルウェーの旋律 Op.63
[演奏]
アイヴィン・オードラン(指揮)
ケルンWDR交響楽団
[録音]
2009年8月31日-9月2日(セッション録音)
クラウス・フォン・ビスマルク・ザール(ケルン)[WDR 制作]
【Disc 3】
演奏会用序曲「秋に」 Op.11
抒情組曲 Op.54【羊飼いの少年/ノルウェー農民の行進曲/夜想曲/トロルの行進】
鐘の音 Op.54-6(ザイドル編曲)
古いノルウェーのロマンスと変奏 Op.51
組曲「十字軍の兵士シーグル」 Op.56【前奏曲「王宮にて」/間奏曲「ボルグヒルの夢」/忠誠行進曲】
[演奏]
アイヴィン・オードラン(指揮)
ケルンWDR交響楽団
[録音]
2012年10月1-2日、4-6日(セッション録音)
ケルン・フィルハーモニー(ケルン)[WDR 制作]
【Disc 4】
交響曲 ハ短調 EG 119
ピアノ協奏曲 イ短調 Op.16*
[演奏]
ヘルベルト・シュフ(ピアノ)*
アイヴィン・オードラン(指揮)
ケルンWDR交響楽団
[録音]
2013年12月9-13日(交響曲)
2014年2月24-26日(ピアノ協奏曲)
ケルン・フィルハーモニー(ケルン)[WDR 制作]
【Disc 5】
「ペール・ギュント」の音楽 Op.23【婚礼の場で/山の王の娘の踊り】
6つのオーケストラ伴奏歌曲【ソルヴェイグの歌 Op.23-18/ソルヴェイグの子守歌Op.23-23/モンテ・ピンチョから Op.39-1/白鳥 Op.25-2/過ぎ去りし春 Op.33-2/ヘンリク・ヴェルゲラン Op.58-3】*
2つの抒情小品【高い山の夕べop.68-4/揺りかごでop.68-5/山の精に捕われた人op.32】**
ノルウェー舞曲 Op.35
[演奏]
カミラ・ティリング(ソプラノ)*
トム・エリク・リー(バリトン)**
アイヴィン・オードラン(指揮)
ケルンWDR 交響楽団
[録音]
2012年10月1-6日(Op.32&Op.68)
2013年12月9-13日(Op.35)
2014年2月25日(ペール・ギュントの音楽)
2014年11月3-4日(6つのオーケストラ伴奏歌曲)
ケルン・フィルハーモニー[WDR 制作]
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)
掲載: 2019年08月08日 00:00