ジャン・ロンドーも参加!古楽アンサンブル「ジュピテール」の記念すべき第1弾録音!『ヴィヴァルディ:メゾ・ソプラノのためのアリアと様々な協奏曲』
[Alpha Classics 公式チャンネルより]
ダンフォード、ジャン・ロンドー参加!俗世を愛した大神の名にかけ、ヴィヴァルディの魅力に迫る古楽の猛者たち
次々と新たな才人が現れる近年のフランス古楽界の競争率とクオリティ。その熾烈な世界から輝かしく世に出てきたチェンバロ奏者ジャン・ロンドーを通奏低音に迎え、才人ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者の両親をもつ古楽界のサラブレッド的リュート奏者トーマス・ダンフォードが、信頼する名手たちとともに結成したアンサンブル「ジュピテール」。
その記念すべき第1弾録音は、バロック随一の作曲家ヴィヴァルディの才覚をさまざまな角度から浮き彫りにするプログラム。さまざまな楽器の独奏協奏曲だけでなく、声楽作品も見逃さない選曲が光ります。
ヴィヴァルディが頭角をあらわしたのは、まず何よりヴァイオリンの名手として――しかし当代きっての観光大国ヴェネツィアで名声を博すには、何よりオペラでの成功が不可欠。そのハードルを易々と越えてみせた「赤毛の司祭」の才能の素晴らしさは、ピグマリオンやネヴァーマインドといったフランス最前線の古楽器集団で活躍する猛者ばかりが集う小編成アンサンブルだからこそ実感できるところ。
随所で聴かせる名歌唱と敏腕名演、そして通奏低音の多彩さ……まさに今出会わずにいるのが惜しい、古楽シーン最前線を実感くださいませ。
(ナクソス・ジャパン)
『ヴィヴァルディ: メゾ・ソプラノのためのアリアと様々な協奏曲』
【曲目】
ヴィヴァルディ:
1) アリア「体じゅうの血が凍りつく思い」~歌劇『ファルナーチェ』 RV 711より
2) アリア「松明と毒蛇を携え、ものものしく」~オラトリオ『ユディトの勝利』 RV 644より
3-5) ファゴット協奏曲 ト短調 RV 495
第1楽章 プレスト(急速に)
第2楽章 ラルゴ(ゆったりと)
第3楽章 アレグロ(快速に)
6) アリア「そのかたが、愛する者たちに眠りを授けてくださろうという時に」~詩篇曲『主が建ててくださるのでなければ(ニジ・ドミヌス)』 RV 608より
7) アリア「来たれ、忠実なる友よ」 ~オラトリオ『ユディトの勝利』 RV 644より
8-10) チェロ協奏曲 ト短調 RV 416
第1楽章 アレグロ(快速に)
第2楽章 アダージョ(緩徐に)
第3楽章 アレグロ(快速に)
11) アリア「喜びのうちに見るだろう」~歌劇『ジュスティーノ』 RV 717より
12-14) リュート協奏曲 ニ長調 RV 93
第1楽章 アレグロ(快速に)
第2楽章 ラルゴ(ゆったりと)
第3楽章 アレグロ(快速に)
15) アリア「あなたが眠っているあいだ、恋神が育むのは」~歌劇『オリンピーアデ』 RV 725より
16) アリア「双方からの風に翻弄されながら」~歌劇『グリゼルダ』 RV 718より
【演奏】
ジュピテール(古楽器使用)
[メンバー]
レア・デザンドル(メゾ・ソプラノ)
チェチーリア・ベルナルディーニ(ヴァイオリン)
ルイ・クレアック(ヴァイオリン)
ジェローム・ヴァン・ワールベーケ(ヴィオラ)
ブリュノ・フィリップ(チェロ)
ダグラス・ボリエット(コントラバス)
ピーター・ウィラン(ファゴット)
エマニュエル・フランケンベルフ(ホルン)
ロベルタ・クリスティーニ(シャリュモー)
ジャン・ロンドー(チェンバロ、オルガン)
トーマス・ダンフォード(リュート&総指揮)
【録音】
2018年11月、アラス歌劇場、フランス
解説:エリック・オルセンナ
[日本語解説・歌詞日本語訳付き]
解説・歌詞日本語訳:白沢達夫
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2019年09月10日 00:00