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北欧ジャズの注目プロジェクト=RYMDEN(リムデン)がアルバム『REFLECTIONS & ODYSSEYS』をリリース

RYMDEN(リムデン)アルバム『REFLECTIONS & ODYSSEYS』

ノルウェーの鍵盤奏者でレーベルJAZZLAND を主宰しフューチャー・ジャズの最重要人物のひとりと言われるブッゲ・ヴェッセルトフトと、スウェーデンの伝説的ユニットE.S.T. のリズム・セクションを担っていたダン・ベルグルンド(b)とマグヌス・オストロム(ds)が、“宇宙” を意味する言葉を冠した新ユニット“リムデン” を始動。3 曲のボーナストラックを追加してメランコリックな旋律、劇的に変化するリズム、最高レベルのジャズ演奏の3 要素をベースに、バッハ、モダンジャズ、映画音楽、ロックから影響を受けた音楽を聴かせる。

 

【収録曲】
1.Reflections
2.The Odyssey
3.The Peacmaker
4.Pitter-Patter
5.The Lugubrious Youth Of Lucky Luke
6.The Celestial Dog And The Funeral Ship
7.Bergen
8.Råk-The Abyss
9.Råk
10.Orbiting
11.Homegrown

ボーナストラック
12.The Odyssey (Live 2019)
13.Pitter Patter (Live 2019)
14.The Lugubrious Youth Of Lucky Luke (Live 2019)

 

【RYMDEN(リムデン)】

RYMDEN(リムデン)

2017 年に活動を開始し、国際的にも有名なノルウェー、ベルゲンのジャズフェスティバル「ナットジャズ」でデビュー。そのパフォーマンスは、これまで参加したさまざまな北欧のフェスティバルで好評を博してきた。2019 年10 月待望のファースト・アルバム「リフレクション・アンド・オッデセイズ」をリリース。「リムデン」はスウェーデン語で「スペース(間)」を意味し、3 つの要素に基づきスペース(間)を大切にした音楽性となっている。ひとつ目はメランコリックで雰囲気のあるソングライティング、ふたつ目はドラマティックに満ちたリズムアレンジ、そして名手のインプロビゼーション。ヴェッセルトフトは、ピアノのほかフェンダーローズを弾き、トリオの中で最大のソリストとしての役割を果たすが、アレンジは洗練された対位法の手法を取り入れている。またトリオの音楽性としては、コンテンポラリージャズ、ヨハン・セバスチャン・バッハ、ロックの影響を受けつつも、映画のように奥行きのあるゆったりとした雰囲気を作り出しているのが特徴とされ、現在進行形の北欧ジャズを体感できる名盤である。

掲載: 2019年09月24日 11:03