フランスの新進ソプラノ!エルザ・ドライジグ『朝~R.シュトラウス、ラフマニノフ、デュパルク: 歌曲集』
STRAUSS Morgen - Elsa Dreisig, Romain Louveau - Festival La Brèche 2017
La Brèche festival公式YouTubeページより
世界的に絶賛を浴びる若きソプラノ歌手エルザ・ドライジグの、意外性のある歌曲を散りばめたコンセプトアルバム!
フランス出身の若きソプラノ歌手、エルザ・ドライジク。2018年10月にリリースされたデビューアルバム「MIROIR(S)」では、知られざる作品を含むフランス・オペラの名アリアを美しくも力強い声で歌い上げ、各方面で高い評価を受けました。今作「Morgen」はアルバム・タイトルでもあるリヒャルト・シュトラウスの「morgen」と晩年の名作「4つの最後の歌」を中心に置き、ラフマニノフとデュパルクという意外性のある歌曲を散りばめたコンセプトアルバムです。
シュトラウス30歳の作品である「Morgen」は「朝、明日」を意味する言葉ですがドライジクは「東…ここから全てが新たに始まる」という意味に捉え、「旅の始まり」となるデュパルクの歌曲を冒頭に置き、シュトラウスの「春」の次には2つの花の歌が続くという趣向。その後も巧妙に関連つけられた歌が並び、聴き手を「四季を巡る魂の旅」へといざないます。
ピアニスト、ジョナサン・ウェアは「このリサイタルでは、エルザと私が3人の作曲家を選びました。作品に揺蕩う豊かなハーモニー、高揚する旋律、光と色を思わせる万華鏡のような音色。これらはこのアルバムに必要な要素であり、夜の暗闇が朝の新しい輝きを目覚めさせることを約束するものです」と語っています。
(ワーナーミュージック・ジャパン)
【曲目】
1) デュパルク:『旅へのいざない』
2) R.シュトラウス:『4つの最後の歌』より「春」
3) ラフマニノフ:『6つのロマンス』Op.38より「ひなぎく」
4) R.シュトラウス:『あおい』
5) デュパルク:『フィディレ』
6) ラフマニノフ:『6つのロマンス』Op.38より「ねずみ捕り」
7) R.シュトラウス:『4つの最後の歌』より「9月」
8) ラフマニノフ:『6つのロマンス』Op.38より「夜ふけに私の庭で」
9) デュパルク:『フィレンツェのセレナード』
10) デュパルク:『星たちへ』(ピアノ・ソロ)※世界初録音
11) デュパルク:『悲しき歌』
12) デュパルク:『恍惚』
13) R.シュトラウス:『4つの最後の歌』より「眠りにつくとき」
14) ラフマニノフ:『6つのロマンス』Op.38より「彼女に」
15) ラフマニノフ:『6つのロマンス』Op.38より「夢」
16) ラフマニノフ:『6つのロマンス』Op.38より「おーい!」
17) デュパルク:『前世』
18) R.シュトラウス:『4つの最後の歌』より「夕映えの中で」
19) R.シュトラウス:『4つの歌曲』Op.27より「明日」
【演奏】
エルザ・ドライジグ(ソプラノ)
ジョナサン・ウェア(ピアノ)
【録音】
2019年7月2,3,8,9,11日、パリ、サン・ピエール・リュテリエンヌ教会
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2019年11月15日 12:00