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シティ・ポップを彩った、カッティング・ギターの名手たち〜真夜中のファンキー・キラー編〜

シティ・ポップを彩った、カッティング・ギターの名手たち~真夜中のファンキー・キラー編~


大ヒットを記録した19 年4月号の続編! 角松敏生、土方隆行、松下誠、芳野藤丸、鳥山雄司、山下達郎、松原正樹、etc。80 年代、ネオンに輝く真夜中の街を彩った、とびきりファンキーで超絶キラーな、カッティングの名フレーズを弾き倒せ!




以下、Guitar magazine 2020年1月号 記事より抜粋


大ヒットを記録したギター・マガジン2019年4月号『シティ・ポップを彩った、カッティング・ギターの名手たち』。今月はそのシリーズ続編である。

題して、"真夜中のファンキー・キラー編"。
"昼下がりのメロウ・グルーヴ編"と題した前回は、70年代から80年代前半までのメロウなサウンドを中心としていたが、今回は80年代だけに限定した内容だ。

"昼と海"が描かれることの多いシティ・ポップの中から、あえて"夜と街"を想起させるサウンド、つまり車のヘッドライトや煌めくネオン、ビルの灯りなどを彩るセレクトを、ギタマガ流にやってみたというわけだ。どちらかと言えば、和製AORや和ブギーと呼ばれるものに近いのかもしれない。マイケル・ジャクソンが大ヒットを記録し、世はディスコ全盛の狂乱時代。ギターはコーラスとコンプがかかったパッキパキの切れ味鋭いカッティング、そんなイメージである。

主な登場人物は、土方隆行、松下誠、芳野藤丸、松原正樹など。吉田美奈子、角松敏生、松任谷由実、杏里、AB'Sといった珠玉のシティ・ポップ名盤を根幹から支える、まさに80's Japanese Grooveを体現するギタリストたちだ。

当然、特集内には彼らの残した名フレーズを掲載しているが、実際に弾いてみると、各人のスタイルがそれぞれ全然違うことに気がつくはず。ボイシングも、リズム・パターンも、何もかもがだ。まったくもって、カッティングは奥が深い。

そして、特集の最後には久しぶりのCDを付属。2000年12月号に松原正樹が残した「グルーヴ・ギター天国」という極上のカッティング・セミナーを再録した。ぜひ本編と合わせて楽しんでほしい。

それではさっそく出かけることにしよう。とびっきりファンキーで、超絶キラーなカッティングが鳴り響く真夜中の街へ。



認定! 真夜中のファンキー・キラー必聴盤8

シティ・ポップを彩った、カッティング・ギターの名手たち~真夜中のファンキー・キラー編~

本特集では非常に多くのカッティング名演を紹介しているため、何から聴いていいのかわからない人もいるでしょう。そこで、“これだけはとり あえず聴いておけ!”という8枚を先にお伝えしておきます。これらで鳴り響くカッティングとサウンドのムードが、今回のテーマである“真夜中のファンキー・キラー”だと思ってもらえれば間違いありません。 え? 吉田美奈子とAB’S組を推しすぎ? そうですよ、そういう特集 ですから。



Title : 「AFTER 5 CLASH」
Artist : 角松敏生
Album : 『AFTER 5 CLASH』
Guitar : 角松敏生土方隆行、太田恒彦

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Title : 「GONE WITH THE SADNESS」
Artist : 杏里
Album : 『COOOL』
Guitar : 角松敏生ポール・ジャクソン jr.カルロス・リオス

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Title : 「This Is All Have For You」
Artist : 松下誠
Album : 『FIRST LIGHT』
Guitar : 松下誠

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Title : 「Who are you?」
Artist : 芳野藤丸
Album : 『YOSHINO FUJIMAL』
Guitar : 芳野藤丸松下誠

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Title : 「DEJA VU」
Artist : AB'S
Album : 『AB'S』
Guitar : 芳野藤丸松下誠

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Title : 「TOWN」
Artist : 吉田美奈子
Album : 『MONSTERS IN TOWN』
Guitar : 松木恒秀土方隆行

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Title : 「LIGHT'N UP」
Artist : 吉田美奈子
Album : 『LIGHT'N UP』
Guitar : 松木恒秀土方隆行

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Title : 「TOWN」
Artist : 吉田美奈子
Album : 『IN MOTION』
Guitar : 松木恒秀土方隆行



つづきはGuitar magazine 2020年1月号でチェック!

タワレコシティ・ポップ

タグ : シティ・ポップ

掲載: 2019年12月19日 18:00