アンナ・プロハスカの新録音は「失楽園」をテーマにセレクトされた歌曲集!
[Alpha Classics 公式チャンネルより]
プロハスカが描く、楽園と追放の物語
特に近・現代音楽の解釈と歌唱で高い評価を得ながら、持ち前の高い感性で古楽の世界にまで鋭く切り込むアンナ・プロハスカが描く『失楽園』。
楽園でのアダムとイヴ、その堕落と追放の物語、あるいはそれに触発された歌曲を収録しています。
ロマン派から近代、そして20世紀に至る各時代から独自の選曲を行っており、歌詞も仏・独・英・露と4ヵ国語に及ぶもの。
圧倒的な充実度で、プロハスカの企画力、歌唱力、言語力と、現在の彼女が持てる実力が余すところなく発揮された、聴き応え十分のアルバムです。
(ナクソス・ジャパン)
『PARADISE LOST ~失楽園』~様々な地域と時代における、楽園と追放の歌
【曲目】
《楽園の朝》
1.モーリス・ラヴェル:楽園の美しい3羽の鳥/『3つの歌』 M.69 より
2.レナード・バーンスタイン:シルエット(ガリリー)/レバノン民謡による
3.オリヴィエ・メシアン:こんにちは お前 緑の鳩よ/『ハラウィ』より
《イヴの目覚め》
4.ガブリエル・フォーレ:楽園/『イヴの歌』 Op.95 より
5.クロード・ドビュッシー:まぼろし L.53
6.ダニエル=ルシュール:アダムがイヴに言ったこと/『陽の光のように明らか』 より
《理想郷/田園の牧歌》
7.イーゴリ・ストラヴィンスキー:パストラーレ
8.フーゴー・ヴォルフ:お澄まし娘/『ゲーテ歌曲集』より
9.フーゴー・ヴォルフ:心変わりした娘/『ゲーテ歌曲集』より
《火遊び/イヴと悪/人間の堕落》
10.ヨハネス・ブラームス:サラマンドラ/『5つの歌曲』 Op.107 より
11.アリベルト・ライマン:リンゴをちょうだい/『子供の歌』 より
12.ベンジャミン・ブリテン:毒のある木
13.ハンス・プフィッツナー:ローズはリンゴをかじった/『古い歌』 Op.33 より
14.モーリス・ラヴェル:火のエール/『子供と魔法』 M.71 より
《追放/出立/思い出》
15.セルゲイ・ラフマニノフ:おおい!/『6つのロマンス』 Op.38 より
16.チャールズ・アイヴズ:夕暮れ『114の歌』 より
17.ヘンリー・パーセル:眠れ、アダムよ、眠れ Z195
18.フランツ・シューベルト:消失 D.807
19.フランツ・シューベルト:夕べの星 D.806
20.ロベルト・シューマン:今や輝く黄昏が暮れる/『楽園とペリ』 Op.50 第三部より
21.ロベルト・シューマン:待ってくれ、荒くれ船乗りさん!/『リーダークライス』 Op.24
《地上の暮らし》
22.ハンス・アイスラー:毎朝パンを得るために/『ハリウッド・エレジー』 より
23.ハンス・アイスラー:この街は私に教えてくれた/『ハリウッド・エレジー』 より
24.グスタフ・マーラー:浮世の生活/『子供の不思議な角笛』 より
25.ジョージ・クラム:風のエレジー/『3つの初期の歌』 より
【演奏】
アンナ・プロハスカ (ソプラノ)
ジュリアス・ドレイク (ピアノ)
【録音】
2019年7月
バイエルン放送スタジオ2、ミュンヘン
[日本語解説・歌詞訳付]
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2020年02月20日 00:00