2021年4月アン・デア・ウィーン劇場で上演!モールズ&フライブルク・バロック管によるヘンデル:劇的オラトリオ“サウル”
[CMajorEntertainment 公式チャンネルより]
ヘンデルの大作オラトリオ《サウル》
歌手陣の見事な熱唱で描かれる醜い人間の権力欲
鬼才クラウス・グートの演出の見逃せない上演!
FBOの高度なテクニックの演奏も必聴!
2021年4月にウィーンのアン・デア・ウィーン劇場で上演されたヘンデルの劇的オラトリオ《サウル》の映像がリリースされます。
この作品は、1738年の夏に作曲、1739年1月に初演。以降ヘンデルの生前から定期的に上演された当時からの人気作です。大規模な合唱、そして序曲としておかれた「シンフォニー」を始めとする非常に充実した管弦楽パートで書かれており、さらに、オラトリオとはいえ、舞台上で演出つきで上演するための実に詳細な指示も残されています。
今回演出を手掛けたのは、各地の劇場で引っ張りだこの演出家クラウス・グート。タイトルロールにはリート歌手としても定評のあるフローリアン・ベッシュ。ダビデには、アーヴィン・アルディティ(アルディッティ弦楽四重奏団)を父に持つ英国のカウンターテナーのジェイク・アルディッティ。サウルの娘メラブには幅広いレパートリーを持つソプラノ歌手アンナ・プロハスカなど注目のキャスト。
そして欧州古楽界の名門フライブルク・バロック・オーケストラによる演奏という充実の上演となりました。
題材は旧約聖書のサムエル記に登場する指導者サウル。英雄ダビデが怪人ゴリアテを倒して戻ってくると、人々はサウルよりもダビデを賞賛するようになります。サウルはダビデに嫉妬し、殺そうとし、魔女の力までをも借りようとするなどしますがそこで現れた亡霊にサウルとその息子ヨナタンの死が予言されます。最後はダビデが人々の先頭に立つこととなり幕となる、という物語。
クラウス・グートの演出は、人間の嫉妬心や欲望を際立たせるように描いており、激しい嫉妬心に苛まれた王サウルが白い壁に自らSAUL大きく書き残す。それを最後王の座についたダビデがDAVIDに書き換えるという演出は、現代にも通ずる権力者の欲望を醜くも見事に提示しています。
(キングインターナショナル)
[国内仕様盤は日本語帯・解説付]
画面:1080i,16:9
音声:PCMステレオ、
DTS-HD MA5.1
原語:英語
字幕:ドイツ語、フランス語、韓国語、日本語
158分
[国内仕様盤は日本語帯・解説付]
画面:NTSC,16:9
音声:PCMステレオ、DTS5.1
原語:英語
字幕:ドイツ語、フランス語、韓国語、日本語
158分
【演目】
ヘンデル:劇的オラトリオ《サウル》
【演奏】
フローリアン・ベッシュ(サウル)
ジェイク・アルディッティ(ダビデ)
アンナ・プロハスカ(メラブ)
ジューリア・セメンツァート(ミカル)
ルパート・チャールズワース(ヨナタン)
デイヴィッド・ウェブ(司祭)
ラファウ・トムキェヴィチ(エン・ドルの魔女)
アンドリュー・モースタイン(アマレク人)
クリストファー・モールズ(指揮)
フライブルク・バロック管弦楽団
アルノルド・シェーンベルク合唱団
(合唱指揮:エルヴィン・オルトナー)
演出:クラウス・グート
舞台&衣装:クリスティアン・シュミット
照明:ベルント・プルクラベク
振付:ラムセス・ジグル
映像デザイナー:アリアン・アンディエル
ドラマティック・アドヴァイザー:イボンヌ・ゲバウアー
映像監督:ティツィアーノ・マンチーニ
【収録】
2021年4月16日、アン・デア・ウィーン劇場, ウィーン(ライヴ)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年02月03日 00:00