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アルシュテットとロンクヴィヒによるピリオド楽器を使用したベートーヴェン:チェロとピアノのための作品全集(2枚組)

アルトシュテット

ピリオド楽器とウィーン古典派に見識あり。今最も旬な二人によるベートーヴェン!

2018年にはアイゼンシュタット・ハイドン・フィル(旧オーストリア=ハンガリー・ハイドン・フィル)とともに来日し、ピリオド奏法への適性をぞんぶんに活かしたハイドン解釈で絶賛を博したアルトシュテット。
さまざまなレーベルからリリースされてきた多彩なレパートリーでも、若々しい勢いと明敏・明晰な作品理解を示し、1作ごとに瞠目させられる21世紀最前線の俊英チェリストがAlphaから新録音を発表!
しかも記念年に合わせてベートーヴェンのソナタ全集、そのうえパートナーは百戦錬磨にして近年さらなる新境地を見せつつあるロンクヴィヒというのは、今まさに聴きたいベートーヴェン演奏の極致といってよいでしょう。

ベートーヴェンは生前さまざまなチェロの名手と接しながら、初期・中期・後期とそれぞれの時代に、自家薬籠中の楽器であるピアノとの二重奏作品を書いています。
その創意の真相は、作曲家生前のモデルによる楽器を然るべき奏法で鳴らしてこそ初めて浮かび上がるところ。
20世紀末以来、現代楽器でもウィーン古典派やシューベルトの解釈で圧倒的な成果をあげ、ピリオド楽器にも抜群の適性をみせるロンクヴィヒはここで、ベートーヴェンが晩年所有していたものと同時期・同製作者のフォルテピアノ(C.グラーフ)を使用。
グヮダニーニのチェロを縦横無尽、古典期の弓と奏法で奏でるアルトシュテットは15年来の共演仲間で、阿吽の呼吸が映える充実した演奏を存分に味あわせてくれます。Alphaならではの記念年リリースといえます。
(ナクソス・ジャパン)

『ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1番-第5番、変奏曲』
【曲目】
ベートーヴェン(1770~1827):チェロとピアノのための作品全集
[DISC 1]
1) ヘンデル『マカベウスのユダ』の「見よ、勇者は還る」による12の変奏 ト長調 WoO 45
2-4) チェロとピアノのためのソナタ 第1番 ヘ長調 Op.5-1
5-7) チェロとピアノのためのソナタ 第2番 ト短調 Op.5-2
8) モーツァルト『魔笛』の「恋人か女房が」による12の変奏 ヘ長調 Op.66

[DISC 2]
1-3) チェロとピアノのためのソナタ 第3番 イ長調 Op.69
4) モーツァルト『魔笛』の「恋を知る男たちは」による7つの変奏 変ホ長調 WoO 46
5-8) チェロとピアノのためのソナタ 第4番 ハ長調 Op.102-1
9-12) チェロとピアノのためのソナタ 第5番 ニ長調 Op.102-2

【演奏】
ニコラ・アルトシュテット(チェロ)
[ピアチェンツァのジョヴァンニ・バッティスタ・グヮダニーニ1749年製]

アレクサンダー・ロンクヴィヒ(フォルテピアノ)
[ウィーンのコンラート・グラーフ1826~27年頃製]

【録音】
2019年7月 テルデックス・スタジオ、ベルリン

輸入盤(2枚組)

 

国内仕様盤(2枚組)

[日本語解説付]

 

カテゴリ : ニューリリース | タグ : BEETHOVEN 2020

掲載: 2020年03月09日 00:00