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Jazz Sabbath(ジャズ・サバス)|ブラック・サバスをジャズ・アレンジでカヴァーしたデビュー・アルバムをリリース

Jazz Sabbath(ジャズ・サバス)

ジャズ・サバスは、ブラック・サバスと同じく1970年2月13日にアルバムをリリースする計画だったという設定のバンド。中心人物とされるミルトン・キーンズは、実はリック・ウェイクマンの息子で、ブラック・サバスやオジー・オズボーン・バンドでキーボードやギターをプレイしていたアダム・ウェイクマン。

その彼の覆面プロジェクトであるジャズ・サバスがセルフ・タイトルのデビュー・アルバムをリリース。設定ではブラック・サバスが彼らの曲を盗んでメタル・ヴァージョンをリリースしたと主張しています。

プレスリリースによると1968年に結成されたジャズ・サバスは、当時イギリスの新しいジャズ・ムーブメントの最前線にいると考えられていたという。彼らは1970年2月13日に、セルフ・タイトルのデビュー・アルバムをリリース予定だったが、バンドのリーダーであるピアニストのミルトン・キーンが心臓発作で入院したため、そのリリースはキャンセルとなった。

そしてミルトンが1970年9月に退院した際、ブラック・サバスと呼ばれるバーミンガムのバンドが、彼の楽曲のヘヴィ・メタルといわれるヴァージョンを含む2枚のアルバムをリリースしていることを知るが、ジャズ・サバスのアルバムは、1970年6月に倉庫が火災になりすべて破壊され、僅かなライヴ・パフォーマンスのブートレッグテープが、ジャズ・サバスの存在を証明するだけになってしまった。

火災で失われたと思われていたマスターテープは昨年発見され、ジャズ・サバスの楽曲は遂に日の目に。何百万人もの人々が崇拝するヘヴィメタル・バンドは、実際には、寝たきりの入院をしている天才から音楽を盗み出した、音楽的ペテン師だということを証明している。

公式サイトのストーリーはこちら
http://blacklake.eu/jazzsabbath/thestory.php


【収録曲】
1. Fairies Wear Boots
2. Evil Woman
3. Rat Salad
4. Iron Man
5. Hand of Doom
6. Changes
7. Children of the Grave

Jazz Sabbath(ジャズ・サバス)