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アルベルト・ミゲレス・ロウコ率いる古楽オケ「ロス・エレメントス」がホセ・デ・ネブラのサルスエラ“愛する人は目を閉ざしているが、盲目ではない”を録音(2枚組)


[参考音源:Alberto Miguélez-Rouco 公式チャンネルより]

スペインの若き音楽家が率いる古楽オーケストラ!ホセ・デ・ネブラの知られざるオペラを録音!

古楽教育、古楽研究の総本山として知られるスイスの古楽専門音楽大学、バーゼル・スコラ・カントルム(SCB)。Glossaとバーゼル・スコラ・カントルムのコラボレーション企画"Glossa SCB Series"の最新作。

サルスエラ(スペインの抒情的オペラ)などスペイン舞台音楽の開祖的存在でもあるホセ・デ・ネブラ(1702-1768)の「愛する人は目を閉ざしているが、盲目ではない(Vendado es Amor,no es ciego)」は、18世紀前半スペインを代表する劇作家ホセ・デ・カニサレスが書いた脚本、ハンサムなアンキセスをめぐっての、ヴィーナス、ディアナ、エウメネの恋物語を描いた2幕のサルスエラ。

ファンダンゴなども含むカラフルなオーケストラ、コミカルなキャラクターから情熱的な訴えまで、表情豊かで魅力的なアリアとコーラスを備えたネブラの重要作品です。

アルベルト・ミゲレス・ロウコは、1994年スペイン生まれの将来性豊かなテノール歌手。バーゼル・スコラ・カントルム(バーゼル音楽院)で学びながら2018年にバロック・オーケストラ「ロス・エレメントス」を設立し、このネブラの「愛する人は目を閉ざしているが、盲目ではない」のヒストリカル楽器による現代初演を果たすなど、忘れられたスペイン・バロックの再発見を進めています。
(東京エムプラス)

【曲目】
ホセ・デ・ネブラ:サルスエラ《愛する人は目を閉ざしているが、盲目ではない》

【演奏】
ジュリア・セメンツァート(ソプラノ):アンキセス(イダ山の羊飼い)
ナタリー・ペレ(メゾ・ソプラノ):ヴィーナス(愛の女神)
アリシア・アモ(ソプラノ):エウメネ(ディアナのお供のニンフ)
エバ・マリア・ソレル・ボイクス(ソプラノ):ディアナ(狩猟の女神)
アマリア・モンテロ・ネイラ(ソプラノ):ブルフラ(ティティロの婚約者)
ヤニック・デブス(バリトン):ティティロ(アンキセスの召使い)
ハビエル・ドトゥ:語り手

アルベルト・ミゲレス・ロウコ(ハープシコード&指揮)
ロス・エレメントス(古楽オーケストラ)

【録音】
2019年9月、リーエン(スイス)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年05月01日 00:00