Joy Division（ジョイ・ディヴィジョン）｜歴史的名盤『CLOSER』の40周年記念限定クリスタル・クリア・ヴァイナルが発売

パンク以降の英国ロック史に新たなチャプターを切り拓き、彼らにしか表現できない研ぎ澄まされた音楽性と独特な世界観で以降のUK音楽シーンに大きな影響を与えた圧倒的存在＝ジョイ・ディヴィジョン。イアン・カーティスの悲劇的な死の直後にリリースされた、音楽史にその名を深く刻み込む傑作であり、彼らのラスト・アルバムにして音楽史にその名を刻む傑作『CLOSER』の40周年記念限定クリスタル・クリア・ヴァイナルが発売される。

精神的な緊張感に悩まされながらも自らを表現することで生まれたこの歴史的傑作『CLOSER』。陰鬱な世界観の中にあるじわじわと侵食してくるそのサウンドの重みは、たとえようもなく暗く美しく、ポスト・パンクに光り輝く王冠のような作品、といった賛辞が送られ、全英チャート6位を記録。1980年のNME誌では1980年のベスト・アルバムNo. 1に輝く他、以降も世界各国のメディアから偉大なるロック・アルバムとして選出される、まさに名盤の名にふさわしい作品。

また、今回『CLOSER』の40周年記念に合わせ、79年から80年に彼らが発表したアルバム未収録楽曲のシングル3作品も12インチ・シングルとして同時発売される。このシングルは、FACTORYレコードが終焉した以降再プレスされることがなかったのだが、今回遂に2020年最新リマスター音源＆オリジナル・アートワークを使用した180グラム重量盤アナログでリリースされることとなる。

暗く美しい深遠なるサウンドが、今再び世界に鳴り響く…！

1979年7月に7インチ・シングルとしてリリースされ、その後1980年に12インチ・シングルとしてリイシューされた、ジョイ・ディヴィジョンにとって初のシングル・リリースとなった楽曲。エンボス加工が施されたアートワークも必見。

1980年6月、アルバム『CLOSER』の発売直前に7インチ＆12インチ・シングルとしてリリースされた作品。その素晴らしいメロディ・ラインとイアン・カーティスが歌う辛辣な歌詞は大きな話題となり、彼らにとって初のチャート・インを記録したシングルとなったが、この発売直後にイアン・カーティスが悲劇的な死を迎えてしまう…。各メディアからは「ロック史上最高の楽曲」としても称されているこの曲のタイトルは、イアンの墓碑にもしっかりと刻み込まれている。

もともと1980年3月にSordide Sentimentalというレーベルから「Licht und Blindheit」というタイトルでリリースされていたのだが、イアン・カーティスの死後、FACTORY RECORDSから「ATMOSPHERE」として12インチ・シングルでリイシューされたものだ。荘厳さすら感じさせるこの曲は、ジョイ・ディヴィジョンの代表曲の一つとしても知られている。NME誌は「偉大なるゴス・トラック20選」の1位にこの楽曲を選んでおり、ジョイ・ディヴィジョンのベーシスト、ピーター・フックはのちのこの曲を「バンドの曲の中でも素晴らしく偉大な曲の一つだ」と評している。

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