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ミュラー=ショット&ピエモンテージによるブラームス:チェロ・ソナタ集!ヴァイオリン・ソナタ第1番のチェロ編曲版も収録!

ミュラー=ショット

ブラームスの2曲のチェロ・ソナタ。1865年に完成された第1番は、本来は4楽章の作品として構想されていたものの、緩徐楽章は置かれることがなく3楽章形式のソナタとして発表。そしてこの緩徐楽章は、21年後に作曲された第2番に用いられることになりました。どちらの作品も、ブラームスらしい豊かな旋律美に溢れるとともに、重要な役割を与えられたピアノが活躍、チェロと親密な対話を繰り広げるのが特徴です。

今回の録音で、ミュラー=ショットと素晴らしい演奏を聴かせるのはリストの「巡礼の年」などの名演で知られるピアニスト、フランチェスコ・ピエモンテージ。彼ら2人は2012年にブリテン、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチのソナタ集(C872151)を録音しており、この演奏も「ロストロポーヴィチを超える」演奏と高く評価されました。
今回のブラームスでも2人は丁々発止のやりとりを繰り広げるとともに、ブラームスの曲が持つ深遠さも余すことなく表現しています。

アルバムにはヴァイオリン・ソナタ第1番「雨の歌」のチェロ版も収録。こちらは編曲者不明の版を元にミュラー=ショットが更に編曲したもの。語り掛けるようなチェロの響きが印象的です。
(ナクソス・ジャパン)

『ブラームス:チェロ・ソナタ集』
【曲目】
ブラームス(1822-1897):
1-3. チェロ・ソナタ第1番 ホ短調 Op.38
4-6. チェロ・ソナタ ニ長調 Op.78
(ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 Op.78による)
7-10. チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op.99

【演奏】
ダニエル・ミュラー=ショット(チェロ)
フランチェスコ・ピエモンテージ(ピアノ)

【録音】
2018年1月7-10日
バイエルン放送第2スタジオ

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2020年07月08日 00:00