ルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ第15弾!アルミン・ジョルダン&スイス・ロマンド管~ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲、ルーセル、ショーソン
この上ない美しさ!
アルミン・ジョルダン率いるスイス・ロマンド管との
黄金時代を象徴するフランス音楽!!
定評あるauditeレーベルの1st マスター・リリースのルツェルン・フェスティヴァル・シリーズ、初出音源集。第15弾はルツェルン出身のアルミン・ジョルダン(1932-2006)が音楽監督をつとめていたスイス・ロマンド管弦楽団を振った1988年と1994年のルツェルン・フェスティヴァルのライヴ収録です。
アルミン・ジョルダンはローザンヌおよびジュネーヴの音楽院で研鑽を積んだ後、サンクト・ガレン、チューリヒのオペラハウスで指揮活動を行いました。その後、1973年から1989年までバーゼル歌劇場の音楽監督をつとめました。
1985年からはスイス・ロマンド管弦楽団の音楽監督となり1997年までの在任中に当団がもつ響きの美しさを追求し、オーケストラを磨き上げました。2006年にバーゼルにてオペラ指揮中に倒れ惜しくも急逝。今もなお、ジョルダンの精緻な演奏は高く評価されております。なお、息子のフィリップ・ジョルダン(1974-)も指揮者として活躍しております。
ここに収録された作品はジョルダンが最も得意としたフランス音楽でドビュッシー、ルーセル、ショーソンです。手兵を率いた当演奏は絶美!といえる精妙かつきめ細かな色彩感を表現しております。ドビュッシーの2作品は1990年に当団との録音もありますが、やはり最も得意とした作品をジョルダンでしか引き出すことのできない美しさで演奏しております。
ショーソンの「愛と海の詩」は、ショーソンが歌と管弦楽の結合による新しい声楽曲を試みた作品。第1部と第2部の間に管弦楽だけの間奏曲が入ります。最後の曲「リラの花咲く頃」が独立した歌曲として知られます。名唱ロットが歌い上げます。
(キングインターナショナル)
【曲目】
1.ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
2.ルーセル:バレエ音楽「バッカスとアリアーヌ」第2組曲 Op.43
3.ドビュッシー(アンセルメ編):6つの古代の墓碑銘
4.ショーソン:「愛と海の詩」 Op.19【ⅰ.第1部「水の花」/ⅱ.間奏曲/ⅲ.第2部「愛の死」】(詞:M.ブシェール)
【演奏】
アルミン・ジョルダン(指揮)
スイス・ロマンド管弦楽団
フェリシティ・ロット(ソプラノ)[4]
【録音】
1988年8月27日[1,2]、1994年8月20日[3,4](ライヴ収録)
クンストハウス、ルツェルン
エグゼクティヴ・プロデューサー&リマスタリング:ルトガー・ベッケンホーフ
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2020年07月13日 00:00