バッティストーニ × 東京フィル「BEYOND THE STANDARD」第5弾ファイナル!スタンダード名曲集(UHQCD)
ついに完結!
アンドレア・バッティストーニ × 東京フィルハーモニー交響楽団、
全5タイトルによるセッションレコーディングプロジェクト、ファイナル!
2018年からスタートしたDENONレーベルのセッション・シリーズ「BEYOND THE STANDARD」が完結。「スタンダード名曲集」と銘打ち世界の珠玉の名曲を選曲。スコアを緻密に読み解いたバッティストーニと、セッションごとに音の密度が増していく東京フィルとの関係性を余すことなく収録している。既に配信限定でリリースしたバッティストーニ作曲の「Elan Vital」も収録し、全シリーズが完結する。
(日本コロムビア)
【BEYOND THE STANDARD】スタンダード名曲集
アンドレア・バッティストーニ&東京フィルハーモニー交響楽団
収録内容
1.スメタナ:モルダウ
2.シベリウス:フィンランディア
3.ムソルグスキー:禿山の一夜
4.ワーグナー:ワルキューレの騎行
5.ファリャ:火祭りの踊り
6.バーンスタイン:キャンディード序曲
7.外山雄三:管弦楽のためのラプソディー
8.バッティストーニ:Elan Vital
アンドレア・バッティストーニ指揮/東京フィルハーモニー交響楽団
BEYOND THE STANDARD とは・・
様々な価値観が乱立し、規範がないこの時代、改めて教養の大切さが喧伝されるなど、人々は自らの道しるべとなるものを求めています。時代が移り変わっても、繰り返し立ち戻り、新しい道を踏み出すときにその礎となるのが、スタンダードです。クラシックの世界で、そのようなスタンダートといえるのは、18世紀から19世紀の古典派からロマン派に至る名作群でしょう。 21世紀を迎えた今、多様化したクラシック界でも、日本は演奏家やホールの充実や映像、ゲーム音楽との融合などで、新しい動きを生み出す可能性を秘めています。改めて、クラシックのスタンダードを取り上げ、この50年間で生まれた日本の名曲を組み合わせることで、クラシック界の新しい創造の基盤ともなるプロジェクトとして、【BEYOND THE STANDARD】を企画しました。スタンダード作品は、スコアという原点に立ち戻り、現代の感性でそれを見つめる時、常に発見をもたらしてくれるものであり、それを可能にする深い洞察力と音楽に鮮やかな生命を吹き込む力を持った指揮者バッティストーニにより、スタンダードの尽きぬ魅力を届けます。
【プロフィール】
アンドレア・バッティストーニ
東京フィルハーモニー交響楽団首席指揮者
1987年ヴェローナ生まれ。アンドレア・バッティストーニは、国際的に頭角を現している同世代の最も重要な指揮者の一人と評されている。2013年ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ歌劇場の首席客演指揮者、2016年10月東京フィル首席指揮者に就任。
『ナブッコ』、リゴレット(二期会)、グランドオペラ共同制作『アイーダ』のほか、ローマ三部作、『展覧会の絵』『春の祭典』等数多くの管弦楽プログラムで東京フィルを指揮。東京フィルとのコンサート形式オペラ『トゥーランドット』(2015年)、『イリス(あやめ)』(2016年)、『メフィストーフェレ』(2018年)で批評家、聴衆の双方から音楽界を牽引するスターとしての評価を確立。同コンビで日本コロムビア株式会社より9枚のCDをリリース。
スカラ座、ヴェニス・フェニーチェ劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、スウェーデン王立歌劇場、アレーナ・ディ・ヴェローナ、バイエルン国立歌劇場、マリインスキー劇場、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管、イスラエル・フィル等世界の主要歌劇場・オーケストラと共演を重ねている。2017年には初の著書『マエストロ・バッティストーニの ぼくたちのクラシック音楽』を音楽之友社より刊行。