ベートーヴェンの時代の響きを徹底検証!ハーゼルベック&ウィーン・アカデミー管によるベートーヴェン交響曲全集がBOX化!(5枚組)
[参考音源:交響曲第3番「英雄」/ Alpha Classics 公式チャンネルより]
ベートーヴェンの時代の響きを徹底検証!記念年を彩る圧巻の交響曲全集
マルティン・ハーゼルベックとウィーン・アカデミー管弦楽団が2014年から進めており、楽聖生誕250年となる2020年に完結した「リサウンド・ベートーヴェン」シリーズから、交響曲のみを抜き出し全集としてBOX化。
作曲者存命中に近い年代の楽器、あるいはその復元を用いることはもちろん、演奏会場も共に鳴る楽器であるという考えから、初演場所あるいはそれに準じた歴史的建造物を録音場所とするこのシリーズ。
「第九」では当時の慣例に倣って、合唱とソリストを管弦楽の前に配するという凝りようです。力強い演奏が作品の素晴らしさを際立たせていることも大きな魅力。記念の年ならではの好企画と言えるでしょう。
また、ゴットリープ・ヴァリッシュをソリストに迎えたピアノ協奏曲全集(ヴァイオリン協奏曲の編曲版を含む全6曲)は、別途セット化されCPOレーベルより発売中(555329)です。
(ナクソス・ジャパン)
『「リサウンド・ベートーヴェン」 ~ ベートーヴェン:交響曲全集』
【収録内容】
ベートーヴェン(1770-1827):
【DISC 1】
交響曲 第1番 ハ長調 Op.35
交響曲 第2番 ニ長調 Op.36
[録音]
2014年12月7-9日 (ライヴ)
ニーダーエスターライヒ宮ラントハウスザール、ウィーン
【DISC 2】
交響曲第3番 変ホ長調 Op.55 「英雄」
交響曲第4番 変ロ長調 Op.60
[録音]
2016年5月20-25日(ライヴ拍手入り/第3番)、2018年4月(ライヴ/第4番)
オーストリア演劇博物館(旧ロブコヴィッツ侯爵邸)エロイカ・ホール、ウィーン
【DISC 3】
交響曲第5番 ハ短調 Op.67
交響曲第6番 ヘ長調 Op.68 「田園」
[録音]
2018年11月、2019年7月 ニーダーエスターライヒ宮、ウィーン
【DISC 4】
交響曲第7番 イ長調 Op.92
交響曲第8番 ヘ長調 Op.93
[録音]
2015年3月10-14日(第7番)、2017年11月(ライヴ/第8番)
オーストリア科学アカデミーセレモニアル・ホール、ウィーン
【DISC 5】
交響曲第9番 ニ短調 Op.125 「合唱」
[録音]
2015年9月26、27日 (ライヴ) ホーフブルク宮レドウテンザール、ウィーン
【演奏】
マルティン・ハーゼルベック (指揮)
ウィーン・アカデミー管弦楽団 (古楽器使用)
<DISC 5>
ローラ・エイキン (ソプラノ)
ミヒャエラ・ゼリンガー (メゾ・ソプラノ)
スティーヴ・デイヴィスリム (テノール)
ホセ・アントニオ・ロペス (バリトン)
シネ・ノミネ (合唱)
カテゴリ : ニューリリース | タグ : BEETHOVEN 2020 ボックスセット(クラシック)
掲載: 2020年08月31日 00:00