バッハ国際コンクール・オルガン部門で日本人初の第一位!冨田一樹~『J.S.バッハ 至高のオルガン芸術 ~魂のメッセージ~』
ライプツィヒのバッハ国際コンクール・オルガン部門で
日本人初の第一位を受賞した気鋭のオルガン奏者
冨田一樹による堂々たるバッハ・アルバム!
2016年、27歳の若さでライプツィヒのバッハ国際コンクール・オルガン部門で日本人初の第1位、および聴衆賞に輝いた冨田一樹のオール・バッハ・アルバム。今まで一般流通のCD がなかった冨田、今作が実質的にデビュー・アルバムと言えるリリースです。
自身の最重要レパートリーであるJ.S.バッハの音楽を、惜しげもなく並べて真っ向からそれに挑んだ、まさに彼らしいプログラム。
前衛的な書法が情熱的に表現される『トッカータとフーガ ニ短調』に始まり、『小フーガ ト短調』、『G線上のアリア(冨田自身による編曲)』といった有名曲や美しいコラール前奏曲などを挟み、堂々たる重厚巨大な『パッサカリア ハ短調』で締めくくる、聴きごたえたっぷりの一枚です。『前奏曲とフーガ ハ長調』『パッサカリア ハ短調』はバッハ国際コンクールでも演奏した曲目。
また『ペダル練習曲 ト短調』は意外と録音が少なく邦人ではこれが初録音となります。
使用された府中の森芸術劇場 ウィーンホールのパイプオルガンは、ヒンリッヒ・オットー・パーシェン社製(ドイツ、キール)。3段鍵盤ペダル付き、実働ストップ46、パイプ総本数3,636本。
ブックレットには全曲のレジストレーションも記載されています。名技師・常盤清氏によるセッション録音で音質面もすばらしく、冨田一樹のオルガン芸術の神髄が収められた注目のアルバムと言えます。
「J.S.バッハはパイプオルガンを通じ、私たちに人生における重要な言葉を伝えてくれます。それは、ある時は「宇宙と真理」であり、ある時は「希望と安らぎ」であり、私たちの生活を豊かにするのです。音楽の父バッハが紡ぎ出した数々の旋律とハーモニー、この奇跡を是非体験して頂ければ幸いです。」(冨田一樹)
(キングインターナショナル)
『J.S.バッハ 至高のオルガン芸術 ~魂のメッセージ~』
【曲目】
1. トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
2. おお愛する魂よ、汝を飾れ BWV654
3. ペダル練習曲 ト短調 BWV598( 断片)※邦人初CD化
4. フーガ ト短調 BWV578「 小フーガ」
5. 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547
6. アリア BWV1068-2「 G線上のアリア」
7. 目覚めよと呼ぶ声あり BWV645
8. 最愛なるイエス、我らここに集いて BWV731
9. パッサカリア ハ短調 BWV582
【演奏】
冨田一樹(オルガン)
【録音】
2020年7月9-10日
府中の森芸術劇場 ウィーンホール
※ブックレットには全曲ストップ・レジストレーション表示付
※日本語帯・解説付
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2020年11月05日 00:00