ベルリン古楽アカデミーのメンバーがモーツァルトのセレナード第10番“グラン・パルティータ”と第11番を録音!
ベルリン古楽アカデミーの精鋭による「グラン・パルティータ」
ベルリン古楽アカデミーのメンバーによるモーツァルトの「グラン・パルティータ」がリリースされます。
本作は、通常の八重奏(オーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴット各2)にさらに管楽器4本とコントラバスを加えた13人という編成で全7楽章、演奏時間は約50分を要する大規模な作品です。
名手揃いのベルリン古楽アカデミーの秀逸なアンサンブルは、聴きごたえがあり、特にバロック・オーボエの名手クセニア・レフラーのソロなどはっとするような美しさで、この曲の魅力を存分に伝えてくれます。また妙技を強調するではなく、それぞれのメンバーの演奏がのびのびとしていて、かつ嬉々とした生気が感じられる演奏です。
カップリングには、セレナード第11番を収録。全5楽章モーツァルトが好んだ調性変ホ長調で書かれ、モーツァルトならではの瑞々しい色彩を持ち、各楽器の掛け合いが聴きもの。
モーツァルトは13曲のセレナーデを残していますが、管楽器だけのために書かれたのは、前述の第10番、この第11番、そして第12番の三作品。ベルリン古楽アカデミーの精鋭による演奏は必聴です。
(キングインターナショナル)
【曲目】
モーツァルト:
セレナード第11番 変ホ長調 K.375
セレナード第10番 変ロ長調「グラン・パルティータ」K.361
【演奏】
ベルリン古楽アカデミー
[メンバー]
クセニア・レフラー(オーボエ)
ミヒャエル・ボッシュ(オーボエ)
エルンスト・シュラーダー(クラリネット/K.375 and バセットホルン/K.361)
マルクス・シュプリンガー(クラリネット)
ベンヤミン・ライセンベルガー(クラリネット)*
フィリップ・カステホン(バセットホルン)*
エルヴィン・ヴィーリンガ(ホルン)
ミロスラフ・ロヴェンスキ(ホルン)
ヤナ・シュヴァドレンコヴァー(ホルン)*
ヴィクトリア・ハウアー(ホルン)*
ジェーン・ガワー(ファゴット)
エクハルト・レンツィング(ファゴット)
クリスティーネ・シュティハー(コントラバス)*
*K.361のみ
【録音】
2020年1月、テルデックス・スタジオ・ベルリン
[日本語帯・解説付き]
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2021年04月06日 00:00