アンドラーシュ・シフ、弾き振り新録音!エイジ・オブ・インライトゥメント管とのブラームス:ピアノ協奏曲第1番&第2番(2枚組)
[ECM Records 公式チャンネルより]
現代を代表する音楽家 アンドラーシュ・シフ。ブラームスが思い描いた作品像を至福のサウンドで再現!
世界中のクラシック愛好家、そして評論家から絶大な信頼を集めるピアノ界の巨匠が満を持してブラームスの協奏曲2曲をECMへ新録音。自らが指揮もつとめ、オーケストラを縦横無尽に操り円熟の境地を余すところなく披露した両曲の最新決定版。
世界の一流オーケストラや指揮者の大多数と共演してきたシフは近年はピアノを弾きながら自らオーケストラを指揮する弾き振りの活動に力点を置くようになり、1999年に自身の室内楽オーケストラ、カペラ・アンドレア・バルカを創設し、一昨年は来日公演も行って大絶賛を博しました。
最新盤となる当盤は、古楽オーケストラながら極めて知的で柔軟な活動を繰り広げる、ユニークな音楽家集団エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団を弾き振りしての録音となります。
シフが録音で使用したピアノはブリュートナー社により1859年頃制作されたオリジナル楽器。ブラームスがピアノ協奏曲第1番を作曲した、その時代に作られたピアノと、古楽器オーケストラによって、作品が生まれた当時のサウンドが至福の演奏で再現されています。
アンドラーシュ・シフ本人はライナーノーツにこう記しています、「近年、私たちは重量級のブラームスの演奏に慣れてしまってきた。ピアノはいっそう強大に、パワフルになり、オーケストラは大規模に、個々の楽器も強く、たくましくなっている。演奏会場は巨大化した。 -中略-ブラームスの音楽は、重たくも、鈍くも、分厚くも、騒々しくもない。そのまったく反対 ― 清明で、繊細で、特徴的で、ダイナミクスの陰影に満ちている。」
シフが追い求める理想のブラームス作品像が最高の形でこの録音に刻まれています。
(ユニバーサルミュージック)
【曲目】
ブラームス:
[CD1]
ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 作品15
[CD2]
ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品83
【演奏】
アンドラーシュ・シフ(ピアノ&指揮)
エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団
【録音】
2019年12月19-21日 アビー・ロード・スタジオ
[SHM-CD仕様]
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2021年04月14日 10:00