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福田進一の最新作はバロックの名作で綴る年代記『バロック・クロニクルズ』の続編!『バロック・クロニクルズ II~異邦人~』

福田進一

自在なギターが現すバロックの魅力「聴く」年代記

バロック・リュートの大家ヴァイス、その先駆ロイスナー、アーチ・リュートの名手ザンボーニによる撥弦楽器の名作を軸に、バロック音楽のエッセンスを現代のギターで自在に表現する。好評を博した、「聴く年代記『バロック・クロニクルズ』」の続編にあたる最新作。
プログラムには、昨年世を去ったギター界の巨匠J.ブリームの名編曲作品も取り入れられており、それについて福田は「マエストロの先見の明と優れた演奏がなければ、私たち後続世代は『ギターで弾くバロック音楽の魅力』に開眼しなかっただろう。ここでは、ブリームによるブクステフーデや、チマローザの名編曲を再考してみた。」とライナーノーツで語っている。
毎回、作品に調和する楽器を選びレコーディングに望む福田進一。今回はフランスの名匠ブーシェ最晩年の名器を使用し、その特徴ある豊かな音を、臨場感溢れるハイ・レゾDXD384が録えました。いにしえのバロックの響きが、如何に現代に現されたかをお楽しみ下さい。
(マイスター・ミュージック)

『バロック・クロニクルズ II~異邦人~』
【曲目】
1. G.F.ヘンデル:サラバンドと変奏
2. S.L.ヴァイス:パッサカリア組曲第14番より
3. S.L.ヴァイス:プレリュードとファンタジー
4-7. D.ブクステフーデ:組曲 ホ短調BuxWV236
8. E.ロイスナー:パドゥアーナ
9-12. G.ザンボーニ:ソナタ 第6番
13-18. S.L.ヴァイス:組曲「異邦人」
19. S.L.ヴァイス:トンボー~ロジー伯爵の墓に捧ぐ
20-22. D.チマローザ:3つのソナタ
23. C.P.E.バッハ:カンタービレソナタ第3番Wq. 55 より

Trans. by
A. SEGOVIA 1 / S. FUKUDA (2)(3)(9)-(19)(23)
J. BREAM & S. FUKUDA (4)-(7) (20)-(22) / E. NEUMANN (8)

【演奏】
福田進一(ギター)
使用楽器:Guitar : Robert Bouchet(No.152 / 1982 / Paris)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2021年06月04日 00:00