バイキルヒャー、岩崎宙平&ピルゼン・フィル~美メロ溢れる、ヴォルフ=フェラーリのヴァイオリン協奏曲!
美メロ溢れる、ヴォルフ=フェラーリのヴァイオリン協奏曲!
イタリアの作曲家ヴォルフ=フェラーリは歌劇《マドンナの宝石》はよく知られていますが、それ以外の曲はなかなか知られていません。1930年代までは頻繁に演奏される作曲家の一人でしたが大戦時ファシズムの影響を受けて演奏機会が減ってしまったことが要因の一つとなっています。しかし、その作品は素晴らしいものが多く今回収録されているヴァイオリン協奏曲もその一つです。1968年南チロル生まれのバイキルヒャーは、非常にロマンティックな冒頭から見事な表現で美しく仕上げています。カップリングの管弦楽曲もチェコで活躍中で、常任指揮者(2021年シーズンに首席指揮者に就任予定)である岩崎宙平が手兵ピルゼン・フィルを細部までコントロールし、非常に丁寧な演奏を聴かせてくれます。
東京エムプラス
【曲目】
エルマンノ・ヴォルフ=フェラーリ(1876-1948):
ヴァイオリン協奏曲 Op.26
ディヴェルティメント Op.20
組曲《マドンナの宝石》
【演奏】
アルバン・バイキルヒャー(ヴァイオリン)
岩崎宙平(指揮)
ピルゼン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
2020年12月14日-20日
ピルゼン(チェコ)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2021年07月22日 12:00