イギリスの名オーボエ奏者ニコラス・ダニエルとドーリック弦楽四重奏団が共演!『イギリスのオーボエ五重奏曲集』
イギリスの伝説的オーボエ奏者、レオン・グーセンスのために書かれたオーボエ五重奏曲集!
第6回大阪国際室内楽コンクール第1部門を制覇し、英グラモフォン誌では『最も優れた若手弦楽四重奏団の1つ』と絶賛され、シャンドスが次世代のメイン・アーティストとして期待を寄せるイギリスのアンサンブル、ドーリック弦楽四重奏団が、イギリスの名オーボイスト、ニコラス・ダニエルとコラボレーション! ニコラス・ダニエルは1980年にBBCヤング・ミュージシャン・コンクールで優勝して以来、世界の第一線で活躍し続けてきたオーボエ奏者。ソリスト、室内楽奏者、指揮者として多くの国際的なアンサンブルやオーケストラと共演し、100を超える作品を初演・初録音してきました。ブリテン・シンフォニア、ハフナー・ウィンド・アンサンブル、オルシノ・アンサンブル、ブリテン・オーボエ四重奏団の創設メンバーであり、現在トロッシンゲン音楽大学とギルドホール音楽院の教授を務めています。2020年10月にはその功績が認められ、大英帝国勲章4等勲爵士(OBE)を受勲しています。
イギリスの伝説的オーボエ奏者、レオン・グーセンス(1897-1988/作曲家ユージン・グーセンスの弟)は、このアルバムに収録されている5人の作曲家すべてに影響を与えており、ヴォーン・ウィリアムズを除く4曲はグーセンスのために作曲され、グーセンスが初演しています。ヴォーン・ウィリアムズのオーボエ協奏曲を初演したのも、レオン・グーセンスでした。
今回ニコラス・ダニエルはグーセンスの娘ジェニーから特別な許可を得て、ディーリアスの「2つの間奏曲」については、彼自身の現代のオーボエではなく、グーセンスが所有していた貴重な楽器を使用し、この楽器の演奏に関する経験や影響について魅力的なブックレットを寄稿しています。(ブックレットは英語、ドイツ語、フランス語)
(東京エムプラス)
『イギリスのオーボエ五重奏曲集』
【曲目】
アーノルド:オーボエと弦楽四重奏のための五重奏曲
フィンジ:オーボエと弦楽四重奏のための間奏曲 イ短調 Op.21
ヴォーン・ウィリアムズ:チェロとピアノのためのイギリス民謡による6つの練習曲(ロバート・スタントン編曲イングリッシュ・ホルンと弦楽四重奏のための)
ブリス:オーボエと弦楽四重奏のための五重奏曲 F21
ディーリアス:歌劇 《フェニモアとゲルダ》より 2つの間奏曲(エリック・フェンビー編曲/オーボエと弦楽四重奏のための)
【演奏】
ニコラス・ダニエル(オーボエ、イングリッシュ・ホルン)
ドーリック弦楽四重奏団
〔アレックス・レディントン(第1ヴァイオリン)、イン・シュエ(第2ヴァイオリン)、エレヌ・クレモン(ヴィオラ)、ジョン・マイヤーズコフ(チェロ)〕
【録音】
2020年10月17日-19日、ポットン・ホール(イギリス、サフォーク)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2021年07月28日 00:00