Spiritbox(スピリットボックス)|新鋭メタル・アクト待望のデビュー・アルバム『Eternal Blue』
カオティックなハードコアをかき鳴らすメタルコア・アクト、IWRESTLEABEARONCEのコートニー・ラプラント(vo)とマイク・ストリンガー(g)、そして疾走感溢れるポップ・パンクを鳴らすカナダのLIVING WITH LIONSのビル・クルック(b)が2017年に結成した、最先端のモダン・メタル・サウンドを世界に鳴り響かせる、今ヘヴィ・ミュージック・シーンから最も熱い視線を集めるメタル・アクト、スピリットボックス。今まで発表してきたシングルで非常に高い評価を受けてきた彼らが、まさに待望となるデビュー・フル・レングス・アルバム『ETERNAL BLUE』を完成させた!
彼らにとって初のツアーとなった2020年2月のAFTER THE BURIALとのツアーは、その後の世界的パンデミックのためキャンセルに、そして2021年7月からスタートしたリンプ・ビズキットとのツアーも数日間行っただけでパンデミックの影響により再びキャンセルになってしまったのだが、その想いの総てをサウンドに吐き出しながらシングルを発表しながら活動を続けてきた彼ら。2020年7月に発表したシングル「Holy Roller」はSiriusXMで7週連続1位を獲得、その後もシングルを発表し、全ての配信プラットフォームで7,500万回の再生数を記録、フィジカル・リリースやマーチャンダイズなども完売し続けるなど非常に高い評価を受けてきたスピリットボックスが、遂にデビュー・アルバムを今シーンに投下するのだ。
このアルバムに関して、ヴォーカリストのコートニー・ラプントはこうコメントしている。
「私たちは2年以上にわたって作ってきた作品であるこのアルバムをリリースすることをずっと待ち望んできました。パンデミックの影響で何度もレコーディングが長引いてしまったことで、アルバムを作る、という経験を、二度と当たり前のように考えてはいけない、と強く思うようになりました。このアルバムを創り上げるまでにここまで待ち続けることになるとは思いもしなかったけど、そのおかげで曲そのものが非常に強いものになったと思っています。総ての曲に満足しているので、できることなら全部の曲をミュージック・ビデオとして発表したいとも思っています。それぞれの曲には、私たちの人生における様々な瞬間や影響が反映されています。私たちは十分に時間をかけて、妥協することなく、自分たちが世界に提示したいと思う音楽を作り上げてきました。一つ一つの総ての音、そして音節が、私たちが常に夢見てきた音楽となっており、この作品に大きな誇りを感じています」
2020年に発表した「Holy Roller」と「Constance」、そして今年に入り発表した「Circle With Me」とアルバムの情報と共に公開された「Secret Garden」の4曲を含む全12曲を収録したこの『ETERNAL BLUE』。死者と交信できると信じられている装置にちなんで名づけられたスピリットボックスというバンド名のごとく、彼らの活動/サウンドには超常現象的な感覚があると同時に、生命力に満ちあふれたサウンドと特別な何かを生み出す創造性とが力強い音像となって高らかに鳴り響いてくる。モダン・プログ/ジェント的な複雑な曲展開を持ちながらも透明感にも似た世界観を創り出すこのスピリットボックス。激しさと揺るぎない感情、そして技術的な素晴らしさが高次元で融合するこのデビュー・アルバムで、彼らの名前は全世界のヘヴィ・ミュージック/ロック・ファンに広がっていくことは間違いないだろう。
輸入盤CD
輸入盤LP
【収録曲】
01. Sun Killer
02. Hurt You
03. Yellowjacket (feat. Sam Carter)
04. The Summit
05. Secret Garden
06. Silk In The Strings
07. Holy Roller
08. Eternal Blue
09. We Live In A Strange World
10. Halcyon
11. Circle With Me
12. Constance
タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)
掲載: 2021年09月01日 17:18