David Bowie(デヴィッド・ボウイ)|ボウイの軌跡を辿る驚異の集大成ボックス・セット・シリーズ待望の第五弾作品『Brilliant Adventure (1992 - 2001)』が遂に登場
常に時代の先端を走り続け、時代を開拓し続けた伝説、デヴィッド・ボウイ。1969年からの彼の豊潤なキャリアを総括するボックス・セット・シリーズの第五弾作品となる『BRILLIANT ADVENTURE (1992-2001)』が遂に登場する! この第五弾ボックス・セットは、数々の賞を受賞し非常に高い評価を受けてきた『FIVE YEARS (1969-1973)』、『WHO CAN I BE NOW? (1974-1976)』、『A NEW CAREER IN A NEW TOWN (1977-1982)』、『LOVING THE ALIEN (1983-1988)』に続く作品であり、11枚組のCDボックス・セットと18枚組アナログ・ボックス・セットという2形態での発売となる。
1999年発売のアルバム『'hours...'』に収録されている、琴の音色が印象的なインストゥルメンタル曲のタイトルから名付けられたこの『BRILLIANT ADVENTURE (1992-2001)』には、この期間にボウイが発表した『BLACK TIE WHITE NOISE』や、『THE BUDDHA OF SUBURBIA』(日本盤としては発売されていなかった作品、またアナログ盤としても30年以上入手困難となっていたアルバムだ)、『1. OUTSIDE』、『EARTHLING』、そして『'hours...'』といったスタジオ・アルバムの、オリジナル・プロデューサーやコラボレイターの手による最新リマスター音源が収録されているのに加え、2000年6月27日にロンドンにあるBBC RADIO THEATREで行われたライヴの模様を収録したライヴ・アルバム、アルバム未収録曲や別ヴァージョン、Bサイド曲を収録したコンピレーション作品『RE:CALL 5』、そして今や伝説として語り継がれているボウイの未発表アルバム『TOY』といった作品が収録されている。
『BRILLIANT ADVENTURE (1992-2001)』に収録されている『BBC RADIO THEATRE, LONDON, JUNE 27, 2000』というライヴ音源と、アルバム未収録曲やBサイド曲などを収録した『RE:CALL 5』は、このボックス・セット限定のアルバムとなっている。2000年6月27日のライヴは、グラストンベリーでのパフォーマンスの二日後に、セントラル・ロンドンにあるBBCのアールデコ調の劇場で幸運な500人のファンのために行われたライヴだ。この日のライヴ音源は、2000年9月に発売された限定盤3枚組アルバム『BOWIE AT THE BEEB』の3枚目のCDに何曲か収録されていたのだが、フル・コンサートとして発表されるのは今回が初となる。また、『RE:CALL 5』は3枚のCD(アナログ・ボックスでは4枚のLP)にアルバム未収録曲や別ヴァージョン、Bサイド曲や映画のサントラに提供していた曲など全39曲を収録した作品だ。
そしてもう一つ今回のボックス・セットの目玉となるのが、ファンの間で伝説的な幻のアルバムとして語り継がれてきた未発表アルバム『TOY』だ。このアルバムは、2000年のグラストンベリーでの凱旋公演後にレコーディングが行われていた作品。大成功を収めたグラストンベリー公演を終えたボウイは、1964年から1971年の間に初めてレコーディングした楽曲を新しい解釈でレコーディングするために、マーク・プラティやスターリング・キャンベル、ゲイル・アン・ドーシー、アール・スリック、マイク・ガーソン、ホリー・パーマー、そしてエム・グライナーからなるバンドと共にスタジオに入った。ボウイはいわゆる“オールド・スクール”な手法をレコーディングに取り入れ、バンド・メンバー全員でライヴ・レコーディングを行い、その中からベスト・テイクを選んで可能な限り早くアルバムを発表するという、驚くほど先見性のある計画を立てていたのだ。
しかし、残念ながら2001年当時は「サプライズ・リリース」という発売形態/コンセプトとそれを支えるテクノロジーがまだ確立されておらず、この『トイ』というアルバムをボウイが望んだように即座にファンに向けて発売することは不可能となってしまう。そこでボウイはさらにその先を見据え、同じセッション時に生まれたいくつかの新曲を仕上げ、新たな作品を創り上げた。それが2002年にリリースされた、ボウイの最高の瞬間を捉えた一つの作品として認知されているアルバム『HEATHEN』だ。以降未発表のままとなっていたこの『TOY』が、遂にこのボックス・セットで公式にリリースされることとなるのだ。
また、このボックス・セットには128ページにも及ぶ(アナログ・ボックスでは84ページ)豪華ブックが同梱されている。ここには、フランク・W・オッケンフェルス三世やニック・ナイト、ジョン・スキャリスブリック、ニーナ・シュルツ・ターナーといったフォトグラファー達による非常に貴重な未発表写真やメモラビリア、そしてブライアン・イーノやナイル・ロジャース、リーヴス・ゲイブレルス、マーク・プラティといったプロデューサーやエンジニアによるライナーノーツ、そして『郊外のブッダ』のコラボレイターであるエルダル・キジルチャイの最新インタビューなどが掲載されている。
CDボックス・セットには、ゴールド・カラーのディスクが採用されており、各ディスクはオリジナル・アルバムのアナログ盤を可能な限り復刻した紙ジャケットに封入されている。また、LPボックス・セットにはCDセットと同内容の作品を、180グラム重量盤アナログに収録。
【CDボックス収録内容】
●ディスク1: ブラック・タイ・ホワイト・ノイズ <2021リマスター>
1993年作品/2021年リマスター/紙ジャケット仕様
●ディスク2: 郊外のブッダ <2021リマスター>
1993年作品/2021年リマスター/紙ジャケット仕様
●ディスク3: アウトサイド<2021リマスター>
1995年作品/2021年リマスター/紙ジャケット仕様
●ディスク4: アースリング<2021リマスター>
1997年作品/2021年リマスター/紙ジャケット仕様
●ディスク5: アワーズ…<2021リマスター>
1999年作品/2021年リマスター/紙ジャケット仕様
●ディスク6 & 7: BBCラジオ・シアター、ロンドン、2000年6月27日<2021リマスター> *
2000年にロンドンで行われたライヴを収録したアルバムの拡大版/2021年リマスター/紙ジャケット仕様
●ディスク8: トイ
未発表アルバム/紙ジャケット仕様
●ディスク9, 10 & 11: リ・コール5 *
今までのボックス・セット同様、リマスターされたシングル・ヴァージョンや映画のサントラに提供した楽曲、アルバム未収録曲などをまとめたコンピレーション・アルバム/2021年リマスター/紙ジャケット仕様
●ライナーノーツや貴重な写真を多数掲載した全128ページのハードカヴァー・ブック
* 本ボックスのみの収録作品
※完全生産限定盤です。
国内流通仕様CD
輸入盤11CD
輸入盤18LP
■収録曲
【CD 1: BLACK TIE WHITE NOISE】
01. The Wedding
02. You've Been Around
03. I Feel Free
04. Black Tie White Noise (featuring Al B. Sure!)
05. Jump They Say
06. Nite Flights
07. Pallas Athena
08. Miracle Goodnight
09. Don't Let Me Down & Down
10. Looking for Lester
11. I Know It's Gonna Happen Someday
12. The Wedding Song
【CD 2: THE BUDDHA OF SUBURBIA】
01. Buddha of Suburbia
02. Sex and the Church
03. South Horizon
04. The Mysteries
05. Bleed Like a Craze, Dad
06. Strangers When We Meet
07. Dead Against It
08. Untitled No. 1
09. Ian Fish, U.K. Heir
10. Buddha of Suburbia (featuring Lenny Kravitz on guitar)
【CD 3: 1.OUTSIDE】
01. Leon Takes Us Outside
02. Outside
03. The Hearts Filthy Lesson
04. A Small Plot of Land
05. Baby Grace (A Horrid Cassette)"" (segue)
06. Hallo Spaceboy
07. The Motel
08. I Have Not Been to Oxford Town
09. No Control
10. Algeria Touchshriek (segue)
11. The Voyeur of Utter Destruction (as Beauty)
12. Ramona A. Stone/I Am with Name (segue)
13. Wishful Beginnings
14. We Prick You
15. Nathan Adler (segue)
16. I'm Deranged
17. Thru' These Architects Eyes
18. Nathan Adler (segue)
19. Strangers When We Meet
【CD 4: EARTHLING】
01. Little Wonder
02. Looking for Satellites
03. Battle for Britain (The Letter)
04. Seven Years in Tibet
05. Dead Man Walking
06. Telling Lies
07. The Last Thing You Should Do
08. I'm Afraid of Americans
09. Law (Earthlings on Fire)
【CD 5: ‘hours…'】
01. Thursday's Child
02. Something in the Air
03. Survive
04. If I'm Dreaming My Life
05. Seven
06. What's Really Happening?
07. The Pretty Things Are Going to Hell
08. New Angels of Promise
09. Brilliant Adventure
10. The Dreamers
【CD 6 & 7: BBC RADIO THEATRE, LONDON, JUNE 27, 2000】
DISC 1
01. Wild Is the Wind
02. Ashes to Ashes
03. Seven
04. This Is Not America
05. Absolute Beginners
06. Always Crashing in the Same Car
07. Survive
08. The London Boys
09. I Dig Everything
10. Little Wonder
DISC 2
01. The Man Who Sold the World
02. Fame
03. Stay
04. Hallo Spaceboy
05. Cracked Actor
06. I'm Afraid of Americans
07. All the Young Dudes
08. Starman
09. ""Heroes""
10. Let's Dance
【CD 8: TOY】
01. I Dig Everything
02. You've Got A Habit Of Leaving
03. The London Boys
04. Karma Man
05. Conversation Piece
06. Shadow Man
07. Let Me Sleep Beside You
08. Hole In The Ground
09. Baby Loves That Way
10. Can't Help Thinking About Me
11. Silly Boy Blue
12. Toy (Your Turn To Drive)
【CD 9, 10 & 11: RE:CALL 5】
DISC 1
01. Real Cool World (Sounds From The Cool World Soundtrack Version)
02. Jump They Say (7” version)
03. Lucy Can’t Dance
04. Black Tie White Noise (feat Al B. Sure!) (Radio Edit)
05. Don’t Let Me Down & Down (Indonesian Vocal Version)
06. Buddha Of Suburbia (Single Version) (featuring Lenny Kravitz on guitar)
07. The Hearts Filthy Lesson (Radio Edit)
08. Nothing To Be Desired
09. Strangers When We Meet (edit)
10. Get Real
11. The Man Who Sold The World (Live Eno Mix)
12. I’m Afraid Of Americans (Showgirls Soundtrack Version)
13. Hallo Spaceboy (Remix)
14. I Am With Name (Alternative Version)
15. A Small Plot Of Land (Long Basquiat Soundtrack Version)
DISC 2
01. Little Wonder (Edit)
02. A Fleeting Moment (aka Severn Years In Tibet - Mandarin Version)
03. Dead Man Walking (Edit)
04. Seven Years In Tibet (Edit)
05. Planet Of Dreams - David Bowie and Gail Ann Dorsey
06. I’m Afraid Of Americans (V1 - Edit)
07. I Can’t Read (The Ice Storm Long Version)
08. A Foggy Day In London Town - David Bowie and Angelo Badalamenti
09. Fun (BowieNet Mix)
10. The Pretty Things Are Going To Hell (Stigmata Soundtrack Version)
11. Thursday’s Child (Radio Edit)
12. We All Go Through
13. No One Calls
DISC 3
01. We Shall Go To Town
02. 1917
03. The Pretty Things Are Going To Hell (Edit)
04. Thursday’s Child (Omikron: The Nomad Soul Version)
05. New Angels Of Promise (Omikron: The Nomad Soul Version)
06. The Dreamers (Omikron: The Nomad Soul Version)
07. Seven (Demo)
08. Survive (Marius De Vries mix)
09. Something In The Air (American Psycho Remix)
10. Seven (Marius De Vries Mix)
11. Pictures Of Lily
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