Dexter Gordon(デクスター・ゴードン)|モダン・ジャズを代表するテナー・サックス奏者が1950年代に発表した傑作『Daddy Plays The Horn』がアナログで復刻
モダン・ジャズを代表するテナー・サックス奏者、デクスター・ゴードン。ビパップ全盛の1940年代にシーンに登場し、サヴォイ・レコードやダイヤル・レコードで名演を録音した彼だが、1950年代に入ると麻薬禍により、刑務所や麻薬更生施設を出たり入ったりしていたため活動が低迷する。その1950年代に録音された数少ない作品が1955年にベツレヘムから発表された本リーダー作『DADDY PLAYS THE HORN』だ。
「Autumn in New York」や「Confirmation」などの名曲を収録した本作はこれまでのビパップ時代とはまた違うウエスト・コースト・テイストが感じられる作品で、彼の悠然としたサックスとケニー・ドリュー(p)はじめバックを務めるサイドメンの演奏も素晴らしい名盤である。
その後1960年代にブルーノートで見事なカムバックを果たすデクスター・ゴードンだが、1950年代の数少ない演奏を捉えた傑作が2012年のリマスター音源でアナログで復刻となる。
パーソネル:
Dexter Gordon - tenor saxophone
Kenny Drew - piano
Leroy Vinnegar - bass
Lawrence Marable - drums
収録内容:
【Side A】
01. Daddy Plays The Horn (2012 - Remaster)
02. Confirmation (2012 - Remaster)
03. Darn That Dream (2012 - Remaster)
【Side B】
01. Number Four (2012 - Remaster)
02. Autumn In New York (2012 - Remaster)
03. You Can Depend On Me (2012 - Remaster)