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ハインツ・レーグナー生まれ故郷ライプツィヒでの晩年のライヴ録音集!(4枚組)

レーグナー

ハインツ・レーグナー生まれ故郷ライプツィヒでの晩年のライヴ録音集!

ライプツィヒ生まれの指揮者ハインツ・レーグナー(1929-2001)がライプツィヒのMDR交響楽団とMDR室内フィルハーモニーを指揮したライヴ録音集(いずれも演奏の後に拍手が収録されている)。会場はすべてゲヴァントハウス。東ドイツで活躍したレーグナーは1984年から1989年に読売日本交響楽団の常任指揮者を務めたほど日本での人気も高く、亡くなって20年たった今でも熱心なファンがいる。録音は結構な量が残されているのだが、長く常任指揮者を務めたベルリン放送交響楽団とのものが多く、また晩年の1990年代の録音があまりない。この4CDは晩年のレーグナーの故郷での活動を伝える貴重なものである。ドイツのロマン派の音楽を得意としたレーグナーだけに、ベートーヴェン、シューベルト、メンデルスゾーン、ブルックナー、レーガーはいずれもドイツ伝統の味わいの色濃い素晴らしい演奏。一方ラヴェルや特にガーシュインは珍しい。スウィングしないカッチリした「パリのアメリカ人」もまた面白い。録音は全体にマイクから遠めながら放送局の録音らしい丁寧なもの。録音に加え、80ページほどのブックレットには貴重な文章や写真(日本での写真もいくつも)が掲載され、その点でもレーグナー・ファンには歓迎されるだろう。
(東武ランドシステム)

【曲目】
(1)メンデルスゾーン:静かな海と楽しい航海 Op.27
(2)ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 Op.68
(3)シューベルト:交響曲第7番 ロ短調 D759 「未完成」
(4)シューベルト(マーラー編):弦楽四重奏曲第14番ニ短調D.810「死と乙女」
(5)レーガー:モーツァルトの主題に基づく変奏曲とフーガ Op.132
(6)ラヴェル:クープランの墓
(7)ブルックナー:交響曲第6番 イ長調
(8)ガーシュイン:パリのアメリカ人

【演奏】
ハインツ・レーグナー(指揮)
(1)(2)(8)MDR室内フィルハーモニー
(3)-(7)MDR交響楽団

【録音】
(1)1999年2月20日
(2)1999年2月28日
(3)1995年8月25日
(4)1997年9月21-22日
(5)1998年10月20日
(6)2001年8月8日
(7)1994年7月12日
(8)1997年12月25日
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスにおけるライヴ(全て)

262'09

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック) ANTON BRUCKNER

掲載: 2022年01月14日 10:00