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ラルス・フォークトがパリ室内管弦楽団を弾き振り!メンデルスゾーン:ピアノ協奏曲第1番&第2番


[Ondine Records 公式チャンネルより]

2020年7月にパリ室内管弦楽団の音楽監督に就任したラルス・フォークト。これまでにもロイヤル・ノーザン・シンフォニアを弾き振りし、ブラームスの2つのピアノ協奏曲とベートーヴェンの5曲のピアノ協奏曲、三重協奏曲で素晴らしい演奏を披露してきましたが、今作でのパリ室内管弦楽団とのアルバムでは、メンデルスゾーンのピアノ協奏曲を弾き振りしました。

収録曲はメンデルスゾーン22歳の時に書かれた、冒頭の激しいパッセージが印象的な第1番、28歳の作品でバーミンガムで初演された第2番。ともにメンデルスゾーンらしい優雅な旋律と、技巧的なパッセージが多用されたピアノ・パートと、力強いオーケストラ・パートが特徴。フォークトは双方を手堅くまとめ、一体感を生み出すことに成功しています。
添えられた「華麗なカプリッチョ ロ短調」は1825年の作品。ゆったりとしたピアノの独奏に先導され、オーケストラが巧みな伴奏を付けていきますが、突然激しい曲調に変わるなど、カプリッチョ(奇想曲)のタイトルにふさわしい華やかな作品です。フォークトが奏する目の覚めるようなパッセージに耳を奪われることでしょう。フォークトにとっても新しい世界の開拓となる記念碑的な1枚です。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847):
ピアノ協奏曲第1番 ト短調 Op. 25
1. I. Molto allegro con fuoco
2. II. Andante
3. III. Presto - Molto allegro e vivace

ピアノ協奏曲第2番 ニ短調 Op. 40
4. I. Allegro appassionato
5. II. Adagio. Molto sostenuto
6. III. Finale. Presto scherzando

7. 華麗なカプリッチョ ロ短調 Op. 22

【演奏】
ラルス・フォークト(ピアノ&指揮)
パリ室内管弦楽団

【録音】
2021年11月2-5日、Philharmonie de Paris, Le Studio、パリ(フランス)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年01月27日 00:00