2021年2月ベルリン国立歌劇場上演!ラトル&ベルリン国立歌劇場管によるヤナーチェク:歌劇“イェヌーファ”
[CMajorEntertainment 公式チャンネルより]
2021年2月ベルリン国立歌劇場上演
ラトル指揮によるヤナーチェクの傑作《イェヌーファ》
愛と絶望に振り回されるイェヌーファを
カミラ・ニールンドが見事に演じる!
故郷モラヴィア地方を舞台にしたヤナーチェク三作目のオペラ《イェヌーファ》。モラヴィアの閉鎖的な寒村で繰り広げられる普遍的な人間関係を描いた内容で、ガブリエラ・プライソヴァーの戯曲「彼女の養女」がもとになっています。オペラでは原作の散文風の会話をそのまま用い、美しいメロディーに満ちた、チェコ・モラヴィア地方の民族色豊かな作風です。
あらすじは、村一番の美人イェヌーファは、従兄弟のシュテヴァの子を未婚のまま妊娠し秘密裏に出産します。一方、シュテヴァの異父兄ラツァはイェヌーファを愛しています。イェヌーファの継母コステルニチカは、シュテヴァにイェヌーファと結婚するよう懇願しますが拒否され、今度はラツァと結婚させるために、赤ん坊を殺してしまいます。コステルニチカはイェヌーファには病死したと嘘をつきますが、イェヌーファとラツァの結婚式の日、赤ん坊の死体が見つかります。すべての真実が明かされ、イェヌーファとラツァは苦難を乗り越え、互いを愛し共に生きていくこと誓います。愛、絶望、嫉妬、など現代にも通じる人間の様々な感情をリアルに描き出した内容です。
本上演は、2021年2月にイタリア出身のダミアーノ・ミキエレットによる演出、サイモン・ラトル指揮でベルリン国立歌劇場で上演されたもの。コロナ禍で行われた本上演はライブ・ストリーミング配信もされました。
イェヌーファ役にはカミラ・ニールンド。村娘の純粋さと困難を乗り越えていく力強さを感じる歌声です。そしてコステルニチカにはエヴェリン・ヘルリツィウス。バイロイトの常連歌手らしく迫力のある歌唱を聞かせてくれます。そしてイェヌーファを妊娠させ逃げる男シュテヴァにラディスワフ・エルグル。イェヌーファへの愛を最後まで貫くラツァにはオーストラリア出身のスチュアート・スケルトン。と主要キャスト4人の力量が発揮された聴きごたえのある歌唱を披露しています。
またヤナーチェクの作品を積極的に演奏してきたラトルならではの色彩的で情緒豊かな音楽を描き出しています。
(キングインターナショナル)
[国内仕様盤は日本語帯・解説付]
画面:1080i 16:9 FullHD
音声:PCM ステレオ
DTS-HD MA5.1
リージョン:All
原語:チェコ語
字幕:英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、韓国語、日本語
126 分
[国内仕様盤は日本語帯・解説付]
画面:16:9 NTSC
音声:PCM ステレオ、DTS5.1
リージョン:All
原語:チェコ語
字幕:英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、韓国語、日本語
126 分
【演目】
ヤナーチェク:歌劇《イェヌーファ》
【出演】
ハンナ・シュヴァルツ(アルト/ブリヤ家のおばあさん)
スチュアート・スケルトン’(テノール/ ラツァ・クレメニュ)
ラディスワフ・エルグル(テノール/シュテヴァ・ブリヤ)
エヴェリン・ヘルリツィウス(メゾソプラノ/コステルニチカ)
カミラ・ニールンド(ソプラノ/イェヌーファ)
サー・サイモン・ラトル(指揮)
ベルリン国立歌劇場管弦楽団&合唱団
(合唱指揮:マルティン・ライト)
演出:ダミアーノ・ミキエレット
舞台:パオロ・ファンティン
衣装:カーラ・テティ(共同:ジュリア・ジャンニーノ/カルスタ・ケーラー)
照明:アレッサンドロ・カルレッティ
振付:トーマス・ヴィルヘルム
ドラマティック・アドヴァイザー:ベンヤミン・ヴェンティヒ
映像監督:ベアトリクス・コンラート
日本語字幕:西久美子
【収録】
2021年2月、ベルリン国立歌劇場、ベルリン(ライヴ)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年03月04日 00:00