ヴォーチェ四重奏団の新プロジェクト第1弾!『瞬間の詩法』~ドビュッシー:弦楽四重奏曲、イヴ・バルメール:弦楽四重奏のための“風に舞う断片”、他
[Alpha Classics 公式チャンネルより]
ヴォーチェ四重奏団が豪華ゲストと共に紡ぐ新プロジェクト第1弾!
ヴォーチェ四重奏団が新たに取り組むプロジェクト、「POÉTIQUES DE L'INSTANT 瞬間の詩」。ドビュッシーとラヴェルが弦楽四重奏のために書いた名作を他の作品や新作と併せて並べ、一対の絵画のように関連付けたプログラムを構成しようとする企画の第1弾。
ドビュッシーの名作弦楽四重奏曲では心地よい緊張感を湛えながら美しい演奏を聴かせ、名手ユレルとセイソンがヴィオラのベッカーと共に奏でるソナタでは、その先進性をよく捉えた刺激的な音楽が楽しめます。
パリ高等音楽院の教授を務めるイヴ・バルメールによる、ベルギーのワロン地方の詩人フィリップ・ジャコテの作品にインスパイアされた弦楽四重奏のための「風に舞う断片」は、ノイズを取り入れた激しい表現。これが一つの頂点となり、ドビュッシーが自身の散文に曲をつけた歌曲をバルメールが弦楽四重奏とソプラノのために編曲した「抒情的散文」では、活躍目覚ましいデヴォスが登場し、余韻が美しく後を引いて幕を閉じます。
(ナクソス・ジャパン)
『POÉTIQUES DE L'INSTANT 瞬間の詩法』
【曲目】
クロード・ドビュッシー(1862-1918):
1-4. 弦楽四重奏曲 ト短調 Op. 10 L. 85
1. I. ANIMÉ ET TRÈS DÉCIDÉ
2. II. ASSEZ VIF ET BIEN RYTHMÉ
3. III. ANDANTINO, DOUCEMENT EXPRESSIF
4. IV. TRÈS MODÉRÉ
5-7. フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ L. 137
5. I. パストラーレ LENTO, DOLCE RUBATO
6. II. インターリュード TEMPO DI MINUETTO
7. III. フィナーレ ALLEGRO MODERATO MA RISOLUTO
イヴ・バルメール(1978-):
8-10. FRAGMENTS SOULEVÉS PAR LE VENT 風に舞う断片
8. I. VIF ET TRÈS FLUIDE
9. II. VOLATIL
10. III. TRÈS CALME, SOBRE ET FRAGILE
11-14. ドビュッシー/バルメール編曲: 抒情的散文 L. 84
11. 夢
12. 砂浜
13. 花
14. 夕暮れ
【演奏】
ヴォーチェ四重奏団
[メンバー]
サラ・ダヤン(ヴァイオリン/第1…1-4)
セシル・ローバン(ヴァイオリン/第1…8-14)
ギヨーム・ベッカー(ヴィオラ)
リディア・シェリー(チェロ)
ジュリエット・ユレル(フルート)…5-7
エマニュエル・セイソン(ハープ)…5-7
ジョディ・デヴォス(ソプラノ)…11-14
【録音】
2021年4月、ポワチエ・テアトル・オーディトリアム(TAP)、フランス
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年03月24日 00:00