アルカディア弦楽四重奏団によるヴァインベルク:弦楽四重奏曲第2集!
ヴァインベルクを愛してやまないアルカディア弦楽四重奏団による全曲録音シリーズ!ヴァインベルクの初期、中期、後期の作品をバランスよく収録!
アルカディア弦楽四重奏団によるヴァインベルクの弦楽四重奏曲全集の第2集が登場です。ヴァインベルクの四重奏曲を熱烈に支持しているアルカディア弦楽四重奏団は「ヴァインベルクの音楽は、未知の闇に囲まれた光の輝きのようなものであり、その影を薄くすることが我々の目標になりました。」と語っており、前作の「弦楽四重奏曲集Vol.1」(CHAN20158)はBBCラジオ3のレコード・レビューで「Record of the Week」に選ばれ、ICMA(国際クラシック音楽賞)2022の室内楽部門にノミネートしています。
第2集でも作曲時期の異なる三曲を選んで収録。1937年に書かれた第1番は、十代の頃に作曲されましたが、晩年に大幅に改訂され再出版されました。第7番は、ポーランドからロシアへの移住と1953年の投獄の経験を経てからの作品になります。第11番は、ちょうどヴァインベルクが最初のオペラを作曲している時期と重なっており、初演はボロディン弦楽四重奏団によって行われ、この作品は彼の長女に捧げられています。
アルカディア弦楽四重奏団は、2006年にルーマニアのゲオルゲ・ディマ音楽アカデミーの生徒たちによって結成。2009年ハンブルク国際室内楽コンクール、2011年アルメレ国際室内楽コンクール、2012年ウィグモア・ホール・ロンドン国際弦楽四重奏コンクール、そして2014年の大阪国際室内楽コンクールで優勝し、同世代のもっともエキサイティングな弦楽四重奏団のひとつとして活躍しています。
(東京エムプラス)
『ヴァインベルク: 弦楽四重奏曲集Vol.2』
【曲目】
ヴァインベルク:
弦楽四重奏曲第1番 Op.2/141(1937,rev.1985)
弦楽四重奏曲第7番 Op.59(1957)
弦楽四重奏曲第11番 Op.89(1965-66)
【演奏】
アルカディア弦楽四重奏団
〔アナ・トローク(ヴァイオリン)、レスヴァン・ドゥミトル(ヴァイオリン)、トライアン・ボアラ(ヴィオラ)、ツォルト・トローク(チェロ)〕
【録音】
2021年11月17日-19日、ポットン・ホール(サフォーク)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年03月28日 00:00