セル&クリーヴランド・ステレオ・ライヴ/ブルックナー:交響曲第3番“ワーグナー”(UHQCD)
高音質UHQCD
セル+クリーヴランド・ステレオ・ライヴ
セルとブルックナーの関係はスタジオ録音に第3番と第8番しかないことで密ではないような論評も散見されますが、ウィーンで学んだセルにはブルックナーの語法はごく自然に咀嚼できるものであったことが自明です。第3番「ワーグナー」については偏愛に近い関心を持って演奏を繰り返しました。セルの作るブルックナーは、金管はパワフルであると同時に鄙びた味をもち、弦楽器のキラキラときらめきを誇りながらもしみじみした叙情を失わない理想郷に聞き手を誘います。クリーヴランド管の本拠地セヴェランスホールは大変デッドな音響のためにライヴ録音は難しいものとされておりますが、新マスタリングによって潤いを増しております。さらにはUHQCD化で鮮やかな音質で蘇りました。
(ミューズ貿易)
【曲目】
ブルックナー:交響曲第3番「ワーグナー」
[21:00][15:20][7:29][12:01]
【演奏】
ジョージ・セル指揮
クリーヴランド管弦楽団
【録音】
1966年1月27日、クリーヴランド・ライヴ(ステレオ)
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ANTON BRUCKNER
掲載: 2022年05月19日 18:00