コンスタンチン・リフシッツの新録音はJ.S.バッハ:トッカータ(全曲)、シーボーン:トッカータとファンタジア、他(2枚組)
リフシッツ待望のトッカータ全曲は、現代英国の作曲家シーボーンとのコラボレーション!
ウクライナ第2の都市ハリキウ(ハリコフ)に生まれたリフシッツ。バッハは当初から重要なレパートリーの一つで、1994年に録音したゴルトベルク変奏曲は大きなセンセーションを巻き起こしました。
これまでにフーガの技法や音楽の捧げもの、ピアノ協奏曲全集などをOrfeoに録音してきたリフシッツの最新作は、2022年5月の東京公演でもとりあげるバッハのトッカータに、イギリスの作曲家ピーター・シーボーンの作品を組み合わせたもの。リフシッツはこのプログラムで、千変万化する音のテクスチャーとテンポによってピアノ演奏における技巧の魅力と心の深くに訴える力の両方を伝えることを狙ったそうです。
1曲だけ収録されたC.P.E.バッハのファンタジアもリフシッツの本領が遺憾なく発揮され、大胆かつダイナミックな楽想の変化を聞かせます。
(ナクソス・ジャパン)
『J.S.バッハ: トッカータ (全曲)/P.シーボーン: トッカータとファンタジア/C.P.E.バッハ: ファンタジア H. 348』
【曲目】
[DISC 1]
1. ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(1685-1750):トッカータ 嬰ヘ短調 BWV 910
2. ピーター・シーボーン(1960-):トッカータ 第1番
3. シーボーン: ファンタジア・ラクリマ(涙のファンタジア)
4. バッハ: トッカータ ハ短調 BWV 911
5. シーボーン: トッカータ 第2番
6. シーボーン: ファンタジア・トラジカ(悲劇的なファンタジア)
7. バッハ: トッカータ ニ長調 BWV 912
8. シーボーン: トッカータ 第3番
9. シーボーン: ファンタジア・テネブローサ(闇のファンタジア)
10. バッハ: トッカータ ニ短調 BWV 913
[DISC 2]
11. カール・フィリップ・エマヌエル・バッハ(1784-1788):ファンタジア 変ホ長調 H. 348
12. シーボーン: トッカータ 第4番
13. シーボーン: ファンタジア・メディタティヴァ(瞑想的なファンタジア)
14. バッハ: トッカータ ホ短調 BWV 914
15. シーボーン: トッカータ 第5番
16. シーボーン: ファンタジア・マリンコニア(憂鬱なファンタジア)
17. バッハ: トッカータ ト短調 BWV 915
18. シーボーン: トッカータ 第6番
19. シーボーン: サラバンド風のアリアと変奏
20. バッハ: トッカータ ト長調 BWV 916
【演奏】
コンスタンチン・リフシッツ(ピアノ)
【録音】
2021年10月21日-24日
スタインウェイ・レコーディング、フルベック、リンカンシャー (UK)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2022年06月07日 00:00