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マルティン・ヴァルベルグ&オルケルテル・ノルドによるモーツァルト:交響曲第25番&グレトリ:組曲「セファールとプロクリス」、他

オルケルテル・ノルド

共通点と個性。1773年に生まれた傑作

ノルウェーのチェロ奏者でもある指揮者マルティン・ヴァルベルグが2009 年に創設した古楽器アンサンブル、トロンハイム・バロック。17-8 世紀作品を主要レパートリーとし高い評価を受けていますが、2018年にオルケルテル・ノルドと改名してさらなる可能性を模索。

今回は1773年に焦点を当て、この年に作られたモーツァルトとグレトリの作品を並べています。モーツァルトは当時17 歳。「小ト短調」として知られる交響曲第25番と、後年の傑作「魔笛」のルーツといわれる「エジプト王タモス」。どちらも才気煥発でモーツァルトの天才性を再認識させてくれます。

一方グレトリは31歳、軽みとシリアスさを兼ね備えたオペラ・コミックを確立させ順風満帆な創作活動を行っていました。

同じ年に作られた両者の純オーケストラ作品は、どちらも強さと輝かしさという共通点がありますが、フランスの舞台音楽が交響曲へ新たに進化していく様をたどることができます。
(キングインターナショナル)

『1773 年モーツァルトとグレトリ』
【曲目】
1.モーツァルト:交響曲第25番 ト短調 K.183
2.グレトリ:組曲「セファールとプロクリス」
3.モーツァルト:歌劇「エジプト王タモス」~組曲

【演奏】
マルティン・ヴァルベルグ(指揮)
オルケルテル・ノルド

【録音】
2021年11月、セルブ教会(ノルウェー)

24 bit, 96kHz
67'00"

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年07月14日 00:00