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ソプラノのジュリー・ロゼがアラルコン&ミレニアム・オーケストラと共演!ヘンデル:ソプラノのためのモテットとアリア


[Outhere Music 公式チャンネルより]

純然たる美声に宿る血肉豊かな音楽美。ロゼもアラルコンもヘンデルとの相性抜群!

ヨーロッパ有数の大都市ロンドンで、本場イタリア最前線の歌手たちと活気あふれるオペラ世界を紡ぎ出してきたヘンデル。若き日にローマやヴェネツィアで培った音楽センスと最新の流行を捕える機微は、オペラや室内カンタータのような俗世向けの声楽曲だけでなく、教会音楽でも華やかな開花を見せていました。

欧州最前線の古楽シーンで注目を集め、RICERCARではA.スカルラッティのカンタータ集(RIC396/国内盤仕様NYCX-10027)でも名演を聴かせたソプラノ歌手ジュリー・ロゼが、異才アラルコンと放つヘンデル作品集は、埋もれがちなヘンデルの教会向け独唱モテットや初期オラトリオのアリアを集めた注目のプログラム。
まさに古楽歌手!というべき純然たる美声を自在に操り、清らかなカンティレーナから華やぎある技巧的パッセージまで思いのままのロゼの歌唱は、まさにこれらの作品を紹介するのにうってつけの適性。
アラルコンも地中海バロックの熱演だけでなく精妙なバッハ解釈でも知られる人だけに、ここでは小ぶりの古楽器合奏の一体感と機動性を活かし、各作品の魅力を最大限に引き出してゆきます。ハープやオルガンの独奏が加わるトラックも絶妙。隅々まで楽しめる見過ごせないヘンデル・アルバムがまた一つ世に生まれました。
(ナクソス・ジャパン)

『ヘンデル: サルヴェ・レジーナ ~ソプラノのためのモテットとアリア』
【曲目】
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685-1759):
1-2. 5声の協奏曲(「主は我が光」HWV 255、仮面音楽劇《エイシスとガラテア》HWV49より編曲)
3-6. ごきげんよう、慈愛の母后(サルヴェ・レジーナ)HWV 241
7. アリア「喜びの声で主を讃えよ」 ~オラトリオ《エステル》HWV 50より
8-13. グローリア HWV deest(1706)
14-18. モテット「風よ鎮まれ」HWV 242
19. アリア「高き天の公使よ」 ~オラトリオ《時と真実の勝利》HWV 46aより

【演奏】
ジュリー・ロゼ(ソプラノ)
ミレニアム・オーケストラ(古楽器使用)
アドリア・グラシア・ガルベス(オルガン、チェンバロ)
マリー・ブルニジアン(ハープ)
レオナルド・ガルシア・アラルコン(指揮)

【録音】
2021年9月 グラン・マネージュ、ナミュール、ベルギー

ジュリー・ロゼ

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2022年07月15日 00:00