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アラルコン&カペラ・メディテラネア/モンテヴェルディ:歌劇《ポッペーアの戴冠》(DVD+ブルーレイ)~日本語字幕、日本語解説付き!

モンテヴェルディ

ヴェルサイユ宮殿王室歌劇場で収録、アラルコンの《ポッペーア》映像で登場!

2022年のエクサン・プロヴァンス音楽祭で上演され高い評価を得た、テッド・ハフマン演出、レオナルド・ガルシア・アラルコン指揮による《ポッペーアの戴冠》。そのプロダクションをヴェルサイユ宮殿王室歌劇場で収録した映像作品が登場しました。

皇帝ネローネ(ネロ)を誘惑し強大な権力を我が物にする妖婦ポッペーアに、近年古楽ばかりでなく古典派からマーラーまで幅広いレパートリーで躍進するエルサ・ブノワ、ネローネ役にはバロック・オペラを中心に幅広い活動をしながら現代音楽にも定評のあるジェイク・アルディッティ、ネローネの皇后として夫の横暴に抗うべく策略を巡らすオッターヴィアに、安定した技術と卓越した演技力で古楽界に信頼の篤いアンブロワジーヌ・ブレという万全の布陣。

現在残る楽譜に楽器指定のないアンサンブルは、アマンディーヌ・ソラノとステファニー・ド・ファイー2人のヴァイオリンとコルネット2(うち一人は世界的名手ドロン・シャーウィン)、リコーダー2にコントラバスという編成に加え、通奏低音はマルゴー・ブランシャールほかヴィオラ・ダ・ガンバ2、キート・ガートほか3人の撥弦楽器にチェンバロとオルガンが加わる強力なものとなっており、アラルコンの指揮のもと、カペラ・メディテラネアらしい熱い演奏で物語を盛り立てています。

演出のハフマンは、バロックから現代までの幅広いオペラで現代社会と交錯させるなど、先鋭的でありながら説得力のある演出で定評のあるアメリカの演出家。ロシアによるウクライナ侵攻などの社会問題を鏡のように映し出し、観るものの道徳的価値観に直接疑問を投げかける見事な舞台となっています。
(ナクソス・ジャパン)

【曲目】
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):歌劇《ポッペーアの戴冠》
プロローグと3幕のオペラ
台本…ジョヴァンニ・フランチェスコ・ブゼネッロ

【演奏】
ポッペーア…エルサ・ブノワ(ソプラノ)
ネローネ…ジェイク・アルディッティ(カウンターテナー)
オッターヴィア、ヴィルトゥ(美徳)…アンブロワジーヌ・ブレ(メゾ・ソプラノ)
オットーネ…イェスティン・デイヴィス(カウンターテナー)
セネカ…アレックス・ローゼン(バス)
アルナルタ、乳母、近親者 1…スチュワート・ジャクソン(テノール)
フォルトゥーナ(幸運)、ドゥルジッラ…マヤ・ケラニ
アモーレ(愛)、ヴァレット…ジュリー・ロゼ(ソプラノ)
ルカーノ、兵士1、近親者 2…ローレンス・キルスビー(テノール)
リベルト、兵士2…リカルド・ロメオ(テノール)
リットーレ、近親者 3…ヤニ・フランソワ(バス・バリトン)

レオナルド・ガルシア・アラルコン(指揮)
カペラ・メディテラネア(古楽器使用)

テッド・ハフマン(演出)

【収録】
2023年1月28、29日 ヴェルサイユ宮殿王室歌劇場

収録時間: 164分

DVD/Blu-ray(同内容)共通
片面二層ディスク、Dolby Digital 2.0、NTSC、All Regions
字幕…日本語、仏語、英語、独語

※解説(日本語、仏語、英語、独語)、歌詞(オリジナル伊語、日本語・仏語・英語・独語訳)入り200ページを超えるフルカラー・ブックレット付属

日本語字幕、解説・歌詞翻訳…岡田Victoria朋子

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2023年09月26日 00:00

更新: 2023年10月04日 12:00