コンヴィチュニー&ゲヴァントハウス管/ブルックナー:交響曲第2番 1960年モノラル・ライヴ(UHQCD)
コンヴィチュニー ゲヴァントハウスのブル2・ライヴUHQCD化!
コンヴィチュニーはブルックナーを得意のレパートリーとしておりましたが特筆すべきはこの時代にはまだまだ異端児扱いされていた初期交響曲にも愛情を注いでいたことです。特に第2番という当時としては珍品を愛しました。それが証拠に1951年のベルリン放送響とのライヴ録音も古くからLP化されておりました。別名「パウゼ交響曲(休止交響曲)」と呼ばれるほどにブルックナー休止を駆使した名曲。特に前半二楽章の充実は後期の交響曲にも匹敵するほどです。こういう前半の長い曲を「頭でっかち」と呼ぶとギュンター・ヴァントも指摘し、第7交響曲との共通項を持っているとも言えます。古き良きゲヴァントハウス管の懐かしい響き、弦楽器の重厚な手触り等、コンヴィチュニーの絶頂を記録した名演。オーケストラメンバー提供の音源できわめて良好な音質です。前半のプログラムはブラームスのピアノ協奏曲第1番という重量級の演奏会でした。UHQCD化で鮮やかな音質で蘇りました。
(ミューズ貿易)
【曲目】
ブルックナー:交響曲第2番
[19:13][15:40][7:50][19:34]
【演奏】
フランツ・コンヴィチュニー指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
【録音】
1960年11月24日ライプツィヒ・コングレスハレ・ライヴ(モノーラル)
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ANTON BRUCKNER
掲載: 2022年08月08日 18:00