【再入荷】ブロムシュテット&バンベルク響2018年ライヴ!マーラー“交響曲第9番”(2枚組)
ブロムシュテット&バンベルク響!2018年録音のマーラー9番。情念的な音楽とは一線を画す格調高い演奏!
ブロムシュテットは2022年10月15日、16日にNHK交響楽団と同曲を演奏!大きな反響を呼びました!
バンベルク交響楽団の名誉指揮者、ヘルベルト・ブロムシュテット。両者が2017/18年シーズンの終わりに行ったコンサートのライヴ録音が発売されます。曲目はマーラーの最高傑作である第9交響曲です。
ブルックナーを得意とするブロムシュテットですが、マーラーに関しては、サンフランシスコ響との第2番(1992年)、N響との第5番(1985年)、第4番(2001年)の録音、そして近年実演では、N響と2018年に「巨人」、2010年には第9番を演奏し好評を博しています。
マーラーは、交響曲第9番を1909年の夏の間に書き上げ(1910年春、浄書完成)、自らが完成させた最後の交響曲となりました。初演はマーラーの死から一年後、ブルーノ・ワルター指揮、ウィーン・フィルの演奏で行われました。
ブロムシュテットの演奏は、この作品でよく言われる「死を目前とした悲痛な叫び」というような情念的な音楽ではなく、細部をおろそかにすることのなく透明感あふれる瑞々しい響きで、格調高い演奏となっています。マーラーは" 伝統とは火を守ることで、灰を崇拝することではない"という言葉を残しましたが、まさに本演奏はマーラーの音楽がもつ様々な種類の“火” を象徴して我々に提示しているようです。
ブロムシュテトとバンベルク交響楽団は、1982年に初登壇してから40年近く良い関係を続けています。同団は、第2次世界大戦後ドイツへ亡命した「プラハ・ドイツ・フィルハーモニー」のメンバーがバイエルン州のバンベルクに移住して、1946年3月に結成。当初の名称は「バンベルク・トーンキュンストラー管弦楽団」でしたが、3か月後には「バンベルク交響楽団」と改称、以後、70年以上に渡って同じ名前で活動を継続しています。
(キングインターナショナル)
【曲目】
マーラー:交響曲第9番 ニ長調
(Ⅰ:29’27/ Ⅱ:16’26/ Ⅲ:13’09/ Ⅳ:24’26)
【演奏】
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)
バンベルク交響楽団
【録音】
2018年6月、バンベルク・コンサートホール